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▼Reports - No.9 高速で便利なLAN導入

 わたしの良きパートナー、ペルとめぐり会い2ヶ月以上経った。いろいろなオンラインソフトを試し、前のカシオペアではスペックや容量的にほぼ再生不可能に近かったMP3なども試してみた(これは後日レポートしたい)

 …ただ、そのMP3の時に気づいたのだがちょっと問題があった。母艦からペル(もしくはその逆)へのファイル転送がとてつもなく遅いのだ。

 ペルを始め、カシオペアなどCEマシンはファイル転送や同期するときにはシリアルポート接続が基本だ。シリアルポートの速度はおよそ115kbpsで、14kbyte/s程度の速度だ。これで1MBのファイルを転送しようと思うとかなり時間がかかる。CEマシンのバックアップともなると気が遠くなる。

 そこでLANを導入することで解決できる。
LANというのは「ローカルエリアネットワーク」の略で、ネットワークカードとケーブルを使い、高速でファイルを転送したり、リソースの共有など敷設できれば良いことずくめのシステムだ。 (LANについての細かい解説は別のホームページでお調べください^^;)

 このLAN、初めての人がやると結構面倒で難しい。
増して母艦〜CEマシンなのだからなかなか情報が少なくて大変になるのだが
いつもCEユーザーの味方、WindowsCE FANに掲載されていた。
また、ペルソナにはLANの設定方法が取扱説明書に記載されている(200JCユーザ以外)
私は説明書がない中古ペルソナなので、日立のペルソナホームページの情報が役に立った。

クロスケーブルでLAN構築例 ストレートケーブル+ハブの基本的なLAN構成

左はクロスケーブルによるLANの構築方法。2台だけ参加させるならこの方がお手軽。
右はごく一般的なハブ+ストレートケーブルによる構築方法。PCが将来増えるのならばこっちがお勧め。

 方法は前述のサイトを参考にするとして、機材やつなげ方をここで紹介したい。
普通のLANは、ネットワークカード(NIC)と、ストレートケーブル、そしてハブと呼ばれる集線装置が必要になる。
ただ、コンピューターが1組の場合はハブは不要でクロスケーブルを使うことにより
手軽に安価に構築することが可能になる(上図参照)

 最近はネットワークカードも安くなった。
10base-T(最大速度10Mbps/s)と呼ばれる規格のものだと母艦側のカードで1500円以下で販売されている。
高速な100base-TX(こちらは100Mbps/s)のものも安くはなっているが、PCカードの方がまだ高価なので10base-Tでも十分だろう。

FNW-9800-T。現在は販売終了したみたいです。

FNW-9800-Tのカード。見慣れないチップ搭載。

PLANTEX FNW-9800-T。 PCI接続で10/100base-TX対応。 ACPI、Wakeup On LAN、Linux対応など 高性能でかなり使えるカードだ。 写真左は、同じPLANTEXのクロスケーブル。

わたしは母艦側のカードにPLANTEXのFNW-9800-T(10/100base-TX) ペルソナ側にはアイ・オー・データ機器のPCLA/TE(10base-T)を 使用した。
ハブは使わず、クロスケーブルでお互いを接続する。
ちなみに母艦側のほうは将来性を考え、100base-TX対応のにした。
10base-Tと100base-TXが混在しても クロスケーブルによる接続だとネットワークには問題ない (ハブとの接続の場合はスイッチングハブでないと対応できない)

 設定が終わりケーブルを接続させ、CE機側で ActiveSyncを起動させ「ネットワークによる接続」を選ぶと 母艦側のActiveSyncが自動的に反応し、 シリアルで接続したときのように同期を始める。

 もし反応しないときは母艦側のActiveSyncの設定で 「ネットワーク接続を有効にする」にチェックが入っているか確認をする。 それでもうまくいかないときはpingで確認すると良い。 母艦側のDOS窓から「ping (CE機側のIPアドレス)」と打ち 数字がでればネットワークは生きていて、 "Request timed out"などとでればIPの設定などを確認してみよう。

わたしは、ちゃんと設定しているにも関わらず なかなかLANがうまくいかなかったのだが、いろいろいじると、なぜか自然にうまくいった。
おそらく使わないサウンドカードの「DOSエミュレート」を 削除したからだと多分思う。

 


PCLA/TE。PCカードのカードとしては激安です。

I・ODATA PCLA/TE。 WindowsCE対応で安価な価格設定。 コネクタ部にはインジケータ付きで 接続状態やファイルアクセスも分かる。

DOSベースのゲームをしないのであれば 余計なIRQやリソースを消費しないように削除しておくことが重要だと感じた。(IRQステアリングの関係で異常になったのだと思う。 "!"マークも出なかったし)

 LANが敷設できたらこっちのもの。 ファイル転送もバックアップもとてつもなく速い。
10Mbps/sという速度ではないが、シリアル接続より 遙かに速い速度を体感できる。
シリアルによるファイル転送に 不満を持っている人にはかなりおすすめできる。

  ちなみにお値段、わたしは3点セットで5000円。ケーブルですらブランド品や性能優先で私は選んだので これでも高いほうかもしれない。 ジャンク品や中古品を探せばもっと安くできる。 最近のメーカー製パソコンはLANポートもついていますし。


  さて、CEにあるドライバを入れると母艦や他のパソコンからLANで共有ができる。
英語版なので日本語のファイル名は通らないが、その他は問題なく利用できる。
「共有でどんな意味があるんだ?」という質問に答えよう。
私の場合は、自分のホームページの表示の確認に使ったりしている。 ダイアルアップでつなげたり、ファイル転送しなくてもすむから結構助かる。

 あと、オンラインソフトを転送することなく確認することができる。
あらかじめいろいろなソフトの解凍したものを共有フォルダに入れ まとめてペルで確認する。気に入ったらペルへ転送し、 気に入らなかったらそのまま母艦から破棄すればいい。
この方法はインストーラーには対応しないものの、使える方法なのかもしれない(私だけ?) 快適になったぶん、いろいろソフトを試す機会が多くなってしまった。 全世界のソフトの確認をしつくすことに成功できる日は近い?

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