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▼Reports - No.12 ICQ導入は失敗



ICQ for Win98/95

これがICQクライアント。Win98/95の最新版。 その他のプラットフォーム版もあり、登録数は1億いくか、いかないかの状態。 IMの元祖的存在で開発したMirabilis社は AOLに買収されたことでも有名だ。それでもβ版ということで利用は現在のところ無料。

 インターネットデビュー当時、ICQに興味を持ってWeb仲間の番号を登録して一時毎日のようにメッセージ交換をしていたことがあった。
それから少し経つとICQがとても有名になって、普及率はもちろん、他のIM(インスタント・メッセンジャー)が出るほどにまでなった。

 ICQとは"I Seek You"をもじったものでそれに登録するとUIN(Univeral Internet Number)がもらえ、専用ソフトを使い、友達など他の人の番号を登録することにより、オンライン・オフラインなどの状態の表示やメッセージ交換(これが主)、ファイル・URLの送受信ができるなど様々な機能がある。

メッセージ交換は本当に便利で気軽に話しかけたりなんかもできるしホームページの話題になるとURL送信したり、
オフ会の写真や圧縮ファイルなどを送受信したりなんかもしたことがある。

これが手放せなくなり、Windowsを再インストールしたら
はじめに入れるソフトになってしまった。
データベースも当然リストアさせている。
そういうこともあり、CEマシンにも是非入れたいなと思っていたことがある。

ICQの本体はWin(95/98/3.1/NT)、Mac(PPC/68k)はもちろんJava、Palm(!)。そしてWinCE版(SH3/MIPS)もあるプラットフォームが豊富なソフトなのだ。

CE版があることを知りながら今まで入れなかった理由は
「評判が悪い」ということ(バージョンアップもずっとしていない)。バグだらけだと聞くし、使いづらいとも聞いたことがある。 あと、そんなにCE機でオンラインになる時間もないので
導入を見合わせていた。

しかしやはり私特有の好奇心が沸いてきた。
ソフトの質が気になるし、MP3・MPEGとレポートしてきたので、そろそろ定番モノが欲しいところだったのだが普及率が局所的に高いポスペを取り上げるのも少し気が引けるので、この機会に試してみようと思った。(動機、長くてすみません…)


  さて、導入方法ですがICQのホームページに行きCE版をダウンロードする。
容量は500KB弱で比較的軽い。ファイルはセットアップ方式で母艦がないとインストールできない。


ICQ起動時

WindowsCE版(Ver0.97Preview)のICQクライアント。外見はWin版とあまり変わらないが機能はかなり制限されている。
承認したての状態なのでまだリストには1人も登録していない。メッセージが飛び込めばすぐにでもメッセージ交換ができるのですが、 この時点でバグが存在するとは想像もしていませんでした…

インストール・ファイル送信が終わるとデスクトップにICQアイコンが出てくる。クリックして起動するとICQのセットアップ画面が出てくる。続けて規約を読んだ後UINとパスワードの記入を求められる。
記入後Nextを押すとICQサーバに接続し認証が行われるのであらかじめインターネットに接続されていなければいけない。

なお、このソフト単体で新規でUINを取得するのは無理なのであらかじめ別のプラットフォームのICQで新規登録をしないといけない。 (一応英語で注意書きがしてある)

 登録が終わると見慣れたICQウインドウが出てきた。
中身は(当たり前だが)まだ何もなく、これから登録していくのだが認証が入る場合は相手にとっては手間がかかるし、もしかしたら不思議に思われるかもしれない。
普段話している人でなければ認証を求めるのも気が引ける。
Windows版のデータベースがインポートできれば申し分ないのだが。ただ、相手の状態が分からなくなるだけでメッセージは受信できるのであまり問題ではないような気がする。

機能はというと前述の箇条書きと比べると本当に最低限だ。メッセージ送信や相手の状態表示程度しかなく、
プロフィールの表示も最低限のものとなっている。
(プロフィール欄を埋める人はあまり見かけないが)
でも主はメッセージ送信機能なのでソフト本体の軽さも考えると仕方ないところか。



本当にバグだらけ…。

終了させて再び立ち上げると意味不明のUINになってしまう(上のバーに注目)。その他不具合も数々あるみたいだ。CE機をメインで使っている人以外は面倒なので入れない方が無難かもしれない。
ちなみにWin版と同じくCE版も
スリープモードでタスクトレイに常駐できるがそこからクリックして起動させたらシステムエラーになりましたが…。

ただ、本当にバグだらけだと実感した。
しかも私個人の意見では使い物にならないぐらいだ。
まず1つ重大なことは、終了させて再び立ち上げると
自分のUINが全く別になることである。
他の人のUINはもちろん、"-1941999720"など
意味不明になることだってある。
記録を全て削除してUINを再認証させることで使えないことはないが
手間がとてもかかる上、ログや記録が全て消えてしまう。
また、スリープモードに移行してトレイから起動させようと思ったら
システムエラーになるなどの問題も確認した。

あるWebページで調べてみたところ、(CE版のICQを取り上げているページは無に等しい)私が体験した以外にも数々のバグが確認されており、主にログやメッセージ送信時に日本語が混じるとさらに不具合の原因になるそうだ。
私はプロフィールのメッセージ欄に日本語を使っていたので、それを削除してみたが改善はできなかった。

このことからWinCEでのICQはあまり意味のないことに感じた。無くては生きられないというほどのICQユーザーでもないので今回は失敗ということでアンインストールをした。ICQはデスクトップで楽しむことにしよう。
新しいバージョンが出たり、サードパーティー製ICQクライアントが出たらまたレポートするかもしれない。


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