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個人情報の軽視

昨日久々に昔の友達と会って、いろいろ車で回っていました。その中で、とあるゲームなどで遊べる店(詳細は伏せます)があったのですが、初めての場合、会員証の登録が必要とのこと。
会員証の類は申込用紙に書くという感じなのですが、その店はタッチパネル式のパソコンを使って登録出来るというハイテクなところなのですが……。
「じゃ、初めての方はあちらで登録を行ってください」
と、画面に指を突いて、タイトル画面から会員規約の画面を飛ばして勝手に次へ進めた。
はっきり言って、「正気か?」と思った。勝手に店員が『承諾する』にタッチしたのだ。
ちなみにこの店は言い方は悪いですが、一昔前のゲームセンターみたいに暗く、タバコ臭くて、チャラチャラした若い客がとても多かった。「誰も見ねぇよ」との気遣いで押してくれたのかもしれないが、規約に不利な事が書かれている場合でも、勝手に押したとなると、かなりたちが悪い。
さらに、タチが悪いことにメールアドレスの登録の欄で飛ばそうとしても、次へ進めない。横には「登録された情報を元にお客様へお知らせなどを送信いたします。」と書かれているが、普通、配信する・しないの選択肢があるのだが、ない。オプトアウトで強制的に配信されるのだろう。
あまりに怪しいと思い、メールアドレスは「a@a.a」で入力して、電話番号は昔解約したPHSの番号を入れ、住所は免許証に書かれている番地以降のマンション名は架空にしておいた(後で免許証で確認されるため、完全に架空のことは書けなかった)。もし友達に連れられてではなくて、一人だったら店を出ていたかもしれない。
ニュースなどでご存じの通り、個人情報保護法が全面施行され、企業が個人情報を漏らすと違反の対象となります(詳細はわたし昔投稿したコラムにて)。
その直前に、某銀行や某保険会社が「すいません、情報が入った媒体を無くしてしまいました」と自己申告したり、名簿業者が法に触れそうな情報を大量に処分したり店を畳んだりといったところは記憶に新しいところです。
話が微妙に戻って、友達と夜にチェーン店の焼き肉屋に入ったのですが、カウンターの前に張り紙があって、「誕生日割引の廃止について … 個人情報保護法施行に伴い、登録された情報をすべて消去いたします。故に継続が不可となりましたご了承ください。」といった感じのお知らせが貼ってあった。つまり、個人情報を持つこと自体、企業にとってリスキーとなっていることがよく分かる。
情報を守るのは結構困難なもので、わたしが働いているデータセンターでは生体認証センサが付いた何重にもなっている自動扉や金網、監視カメラも何十台か付いている所だったりするのですが、こんな堅い守りでも、中の人間の質までは保証されているわけでもなく(当然教育などはあるのですが)、実際に内部の人間がデータを採取して売るといった、某プロバイダの事件もかなり大きく取り上げられました。もっとも、この事件の時、「金品で解決して終わり。」といった感じで終わらせたことにも問題が生じましたが…。
仕事でテープ掛けたり、大量に印刷したりと情報を扱っている人間だから、こういう問題にセンシティブになるのですが、住所氏名とかの情報も提供する側も関心を持って欲しいと思った。間違っても、規約を飛ばして会員登録を勧めるところとかはダメです。変なところから手紙や電話が来ても「規約に書いてたでしょ?」となる。最悪の場合犯罪にも巻き込まれるので、軽い気持ちで公開するのはやめましょう。もしくはマトモなところで、扱いについて書かれている文面をよく読みましょう。

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