引っ越してから3年目を迎えようとした今日、NHKの集金の人が来た。引っ越したときは集金の人が来てから払おうと思って、それから全く来ず。そして今日初めて来た。結構頻繁に来るようなことを聞いていたのだが、そうでもないみたいだ。
ドアを開けると、大柄な人がかなり腰を低くして「あのー。契約されているのでしょうか…?」と。
まだ契約していないというと、「えっと、こういう…(ウエストポーチから紙を引っ張り出す)…放送法というのがありまして(略)…不祥事が色々ありまして…あの…まことに申し訳ありませんが……頂けないでしょうか?」
ものすごい腰の低い集金の方であった。よくテレビとかで受信拒否されている所とかニュースでよく見るが、相当苦しいのだろう。
ちなみにわたしはNHKはよく見るし、集金の人は悪くないと思うということで、もちろんサインした。ちなみに12ヶ月自動引き落としでと言うと、相手はものすごい喜んでいた。相当凹んでいたのだろう。何度も深く頭を下げて、そのまま帰っていった。「不祥事が続いてまことに申し訳ありませんが今後も……」と、不祥事・不祥事を結構連呼していた。不祥事に関する事や今後の取り組みをまとめた小冊子(スキャナにかけるつもりでしたが無くしました)まで渡されましたし。
確かに不祥事というか、その当時は横領などや不手際などで受信料をどうする気なのだと多少の怒りの気持ちはあったが、冷静に考えてみれば元々の被害者はNHKだし、それを理由としての支払い保留というのもなんだかと。それだったら、強制的に搾り取られているにもかかららず、もっと無駄なことしか使われない税金だとか、国民年金だとか(わたしは厚生年金ですが)のほうがもっとタチが悪いに違いない。税金を支払われなかったら逮捕されるが、NHKの受信料を支払わなくても逮捕出来ない。変な道路とか変なところに公的資金を回す税金の方を保留出来るのだったら誰も支払わなくなるだろう。…まあ、わたしもこれまで受信料支払わなかったのでとやかく言う筋合いはないと思いますが。
地震の時やニュースはほぼNHKを見ていますし、プロジェクトXとか好きですし、番組の質はいいと思いますので、これからも頑張ってください。受信料は有効に使ってください。
(どっちかというと、地上デジタル放送を見ようと液晶テレビを買おうと思ったのだが、専用STBでしか地上デジタル放送を見られないようにして、契約を稼ごうとしている腹黒いJ:COMの方にものすごい怒りを覚えるのだが…)
3時間後、日が完全に暮れたときにジュースでも買いに行こうとマンションを降りたら、集金の人がまだいた。その辺を何回も回っているようだ。…日曜なのに、集金の人は大変ですね。
P.S. そういえば、昔に居留守を使っているところは集金の人に「I.R.」(居.留守.?)というシールが貼られるらしいと聞いたのですが本当なのでしょうか?あと、「テレビがありません」といって、確認のために家に上がり込んだ集金の人が不法侵入で捕まるとか。集金の人ネタは結構無数にあるみたいですが。
NHKの人が来た。

コメント