【家庭用クイズ】第8回:「アメリカ横断ウルトラクイズ(PS2版)」(後編)

(前編はこちら)

無事グアムの地を踏みしめ、アメリカ上陸です。

そのグアムで「○×泥んこクイズ」が行われます。
リアルにウルトラクイズを見ていた人は、「ああ、あれか~」と思いますし、見ていない人でもタイトルで想像は付くと思いますが、○と×が書かれた板にダイブして、クイズに間違えたら泥のプールへドボンという内容です。

最初にトメさんが誰が挑戦するのか?と聞かれて、ボタンを押すと自分になるのですが、「誰か手を挙げないかな?」とずーっと待っても誰も挙げないので、仕方なくトップバッターとなりました。消極的な挑戦者達です。

数ある問題の中で指定した番号を引き、問題の読み上げが終わったら、○×の板まで自分の足で駆け抜けて(というよりチンタラ歩いて)行きます。

引いたくじが良かったのか、とんでもなく易しい問題です。もちろん正解で通過。
引いたくじが良かったのか、とんでもなく易しい問題です。もちろん正解で通過。

ダイブした瞬間は何度もリプレイされます。泥だったらテレビ受けしそうですが、クッションを何度もリプレイだとなあ…と。どうしてもテレビの事を考えてしまいます。

そんな感じであっけなくグアムからハワイへ向かいました。トメさん曰く「キレイなネエチャンが待ってるで~。」って何故か大阪弁です。

 

グアムからハワイに到着です。画面的に代わり映えしないような気もしますが…。「21世紀もやはり常夏の島だった」というナレーションが印象的です。ウルトラクイズは20世紀で終わっているので…。

ここでは「チーム対抗綱引きクイズ」が行われ、その名の通りチーム戦です。

自分だけの力では勝てないチーム戦です。余談ですが、タイトルや名前などのテロップは当時の雰囲気で作られています。
自分だけの力では勝てないチーム戦です。余談ですが、タイトルや名前などのテロップは当時の雰囲気で作られています。

5人チームでの綱引きに勝つと解答権が得られ、複数選択式のクイズで5人全員が正解の選択肢を選ぶことで1ポイント獲得となる形式です。綱引きはボタンの連射ですし、クイズは自分はもちろんコンピュータが間違えてもポイントは得られません。不可抗力で負ける事もありえるなあと。

クイズの問題読みが始まったら綱引きスタートです。思いっきり連打しますがかなり疲れます…。トメさんが「一番後ろ(わたしのこと)もっと頑張れ」って一番頑張ってると思いますが…。

なんとか綱引きで勝てても、問題を間違えたらアウトです。涼しい顔をしながら正解が分からず心の中では焦っているアンカーの「うず」氏。(この後間違える)
なんとか綱引きで勝てても、問題を間違えたらアウトです。涼しい顔をしながら正解が分からず心の中では焦っているアンカーの「うず」氏。(この後間違える)

問題の答えが分かっているのに綱引きで引き分けになったり、コンピュータが間違えたり、はたまた自分が間違ったりで手こずりましたが、何とかこちらもクリアしました。
こうしてヨセミテ行きの飛行機に乗り、いよいよアメリカ本土への上陸となりますが、この時点で10名の名前がテロップで出てきます。それには気になるあの方の名前も…。

 

ヨセミテでは「大声クイズ」を行います。ボタンではなく大声を出して解答権を得るという内容です。
といってもPS2にはマイクはないので、このゲームでは方向キーもしくは左スティックをぐりぐり回して、ゲージが振り切ったところでボタンを押下するというよく分からない操作方法です。
実際、ぐりぐり回しても満足にゲージが貯まらず、貯まる前にボタンを押したらゲージがゼロになったりと操作性に難があります。その上、コンピュータはあり得ないスピードで解答権を得て正解して次々抜かれたりとかなり厳しい戦いを迫られました。

自キャラは右端なのですが、完全に置いてきぼりに…。(しつこいですが、四角の枠に点数と、ここでもテロップが良い感じで再現されています)
自キャラは右端なのですが、完全に置いてきぼりに…。(しつこいですが、四角の枠に点数と、ここでもテロップが良い感じで再現されています)

ただ、何とかコツをつかんで、怒濤の追い込みで6番目(定員8名)に滑り込むことに成功しました。
問題文が読み上げられる前から方向キーをぐりぐりというよりガチャガチャして、そこから問題文をチラ見して答えられそうだったら慌てず騒がずボタン押下(無理そうだったらスルー)で何とかなりました。指が痛いです…。

ちなみに叫ぶ内容は自分の設定したあだ名です。わたしの場合は「カモ」なので「カモ!カモ!」とうるさいです。他の人に至っては「若年寄~」「ミニスカー!」「学割!!」とか叫んで怪しい集団のようです…。しかしひどいあだ名だなあ。

通過したとはいえ評価は非常に悪く、E判定でした。…というかコンピュータ強すぎです…。
通過したとはいえ評価は非常に悪く、E判定でした。…というかコンピュータ強すぎです…。

 

次は内陸の方に進んでフェニックスです。ここは砂漠からヘリでばらまかれた紙を拾い、トメさんも元へ持って行って紙に書かれたクイズに答えます(クイズではなくまれに「ハズレ」の紙が有り)。

めちゃくちゃ見づらいですが、中央にカラフルな色をしているドッドが紙で、それに向かって走って拾ってまた戻るという、現実ではキツそうな内容です。
めちゃくちゃ見づらいですが、中央にカラフルな色をしているドッドが紙で、それに向かって走って拾ってまた戻るという、現実ではキツそうな内容です。

で、走るにはボタンを連射……。どうもさっきからボタン連射を強いられていて指が悲鳴を上げていますが、体育会系クイズを肌で感じさせているのだと無理矢理納得しました。
幸い、前2つの形式と違ってユルい連射でも他の挑戦者より先行することができ、一抜けしました。

 

今のところ最初のドームの最初の問題以外ずっと敗退すること無くこなしていきましたが、次のニューオリンズでは、「ふたご神経衰弱クイズ」という事で、コレは本当に終わったかもしれないと思いました。

この形式、クイズに正解すると21枚のパネルがあるので、神経衰弱の要領で選択して双子を当てていくという内容です。もちろんクイズに正解しても神経衰弱が苦手だったり運が悪ければ敗退です。
わたしは神経衰弱が大の苦手で、敗退止むなしかなあと。

正解するとこんな感じの画面になり、神経衰弱します。
正解するとこんな感じの画面になり、神経衰弱します。

「神経衰弱なのに何でパネルが奇数?」というと、双子ではなく三つ子が混じっていて、それを引いてしまったら3つ当てないとアウトという厳しいルールが加えられています。

なお、最初から絶好調で個人的にマークしているI氏は、クイズに真っ先に正解して一発で当てるという謎の奇跡を起こして早々とクリアしてしまいました。やはりI氏には謎のフォースがあるのだろうか…。

わたしは神経衰弱が苦手ながらも数打ちゃ当たるということで、何とかクリアしました。先ほどに続いて危機的状況をクリアしています。

 

ニューヨークもかなり近づいて、セミファイナルのワシントンで「通せんぼクイズ」です。
この形式は少々特殊で、クイズで3ポイント獲得したらリーチとなり、その状態でクイズに正解したら勝ち抜けですが、相手が答えたり誤答すると0ポイントに戻されるというものです。これは先ほどと違ってクイズ力だけの勝負なので、一抜けしました。

一度も敗退せずにニューヨークへ行けました。ここまで進めたらなら優勝を目指します。
一度も敗退せずにニューヨークへ行けました。ここまで進めたらなら優勝を目指します。

しかし、ここで二抜けはI氏となりました…。つまりニューヨークの決戦は、ディフェンディングチャンピオン・I氏となり、イヤな予感は的中だなあと。

 

そして決戦の時です。
そして決戦の時です。
V2を目指すチャンプ・I氏と挑戦者のうず氏。
V2を目指すチャンプ・I氏と挑戦者のうず氏。

「ここまで書いてネタバレでは無いか?」と言われそうですが、説明書にはご丁寧にニューヨークまでの操作方法(敗者復活や罰ゲーム含む)を画面付きで書かれているので大丈夫だと判断しました。しかし操作方法はクイズの冒頭でも紹介するのに説明書でネタバレしなくても…。

最後の戦いは正統派早押しクイズで、10ポイント(正解+1、誤答-1)先取で優勝となります。

しかしI氏は……めちゃくちゃ押しが早いです。問題が少し読まれただけで押して答えます。
少し悩んだものでも外すことはありませんし、さすがチャンピオンだなあと……というか、プロデューサー補正としか思えませんが(汗)

だったらこっちも負けないとI氏より早い押しを心がけました。「パンの端…」とか「塩酸と硝酸…」で押下です。なんかAn×Anでプラチナプロと決勝早押しでプレイしている気分です。

そしてリーチです。
そしてリーチです。

リーチしてからかなり難しい問題が出て(歴史や文学系は苦手…)、3点差まで迫られましたが、まだアドバンテージはあると落ち着いて押下、そして正解して優勝しました。

ノーコンティニューでの優勝達成です。
ノーコンティニューでの優勝達成です。

優勝したら船の上で優勝旗が渡されるなどのエンディングを挟み、スタッフロールに移って終了となります。書くとネタバレになるので書きませんが、トメさんの最後の言葉はなかなか印象深いです。だからこそウルトラクイズが今でも伝説のクイズ番組になっているのだろうなあと考えさせてくれます。

そして最後にセーブを行うと、自分の名前の横に王冠が付いてクリアしたことが示されます。

セーブポイントは最初のドームなので、もしかしたら前回チャンピオンが自分になって優勝旗の返還をするのかな?と二周目に挑戦しましたが………I氏でした。なんで?エンディング後にセーブさせた理由は?ここで評価は一気に落ちてしまいました。

とりあえず、何か変化があるかなと二周目をプレイしましたが、二周目のエンディングも何もありませんでした。何か変化あれば良いのになあと。
ただ、この回については優遇疑惑のI氏は早々に敗退して、別の方と決勝を戦いました。もっともその方もデジキューブのスタッフ(担当は「プロダクツコーディネーター」)らしいのですが…。ただ、I氏の恐ろしい早押しではなく、かなりゆっくりの押し(でもたまに早い上に間違えない)なので力量差は付けられているみたいです。

 

…ということで、前後編と長々とレビューしましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。ここ評価をしたいと思います。

ゲームの中で既に色々書きましたが、画面の構成やテロップのデザインと微妙な古くさ等細かい部分の再現度が高く、クイズファンで無くとも番組が好きだった方なら懐かしく思うこと請け合いです。
問題の難易度もウルトラクイズといった感じの質の高い問題揃いだとおもいます。完成度も家庭用クイズゲームとしてはトップクラスでは無いかなと思います。

もっとも、個人的には、やはりI氏の部分をどうにかして欲しいですが…。これが歴代クイズ王の方だったらウルトラファンも喜ぶと思うのに、自分自身にするのは自己満足の他でもないと思います。
クイズ好きで得意でこだわりっぷりも分かったから制作者は裏方に回ってくださいと。

あと、ニューヨークまで結構あっという間の印象(慣れたら1時間ぐらいでクリア可能)なので、もう少しボリュームがあったら良かったなあとも。あと連射がつらいです…。

 

ただ、良い感じで再現されているとはいえ、若い方で「ウルトラクイズ」という番組を見たことが無く、周りで伝説化しているのを聞いてどんなものかこのゲームで体感するというのはあまり向かない気がします。

テレビの本編はもっとチェックポイントが多かったですし、罰ゲームも(テレビで見る側にとっては)面白いですし、何よりクイズというよりも挑戦者一人一人のドキュメンタリー番組という部分が「ウルトラクイズ」という番組の大きな魅力でもあるのですが、そういう部分はこのゲームでは描かれていませんし、今後もゲーム化するのは困難だと思います。

何が言いたいのかというと、ゲームをプレイして「伝説の番組といってもこんなもんか」と思われるのはやはり往年のウルトラクイズファンにとっては心外ではあると思うので、過度な期待はせずあくまでゲームとして楽しむのが良いと思います。

やはり伝説に触れるのならば番組を見ることが一番なのですが……DVDとか出たら一番いいと思うのですが、一般人の方が主役なのでソフト化は無理に近いので本当に伝説になってしまうかもしれません。

 

<アメリカ横断ウルトラクイズ(PS2版) Uzla評価>
●入手性(メーカーは現存しませんが中古でかなり出回っている上に、安価です。)
★★★★
●難易度(難しい問題が多くCOMも押しが早いのでクイズが得意でないとやや難しいと思いますし、クイズに関係しない部分もあるので一筋縄ではいきません。但しセーブポイントが多いので正味4.5です)
★★★★★
●ゲームのシステム(再現性はバッチリで、あだ名で呼んだりと細かいところまでこだわって作られています。ただI氏はもう少し抑えた方が良いと思います…。)
★★★★
●熱中度(結構楽しめました。ただもう少しチェックポイントが多かったら感動も大きかったかなと。クイズのストックも多そうですし)
★★★★
●総合評価(家庭用クイズゲームの中では非常に高い完成度で、番組を見ていたウルトラファンにもクイズファンにも強くオススメです。エンディング後何も無いのとI氏の出過ぎがなければ満点でしたが…)
★★★★

次回こそ同じくデジキューブ(&I氏)の「アタック25」を手に入れてレビューしたいと思います。
時間が掛かるようだったらまた繋ぎのレビューを…。ストックがまだ余っていますので。

コメントを残す