以前「運動のお供の音楽プレイヤー」という記事を書きましたが、その続きです。
やはり運動しながら聞いている人が多いのかこの音楽プレイヤーネタはアクセスランキングの常連なので、今回はその続編として予告していたイヤホン編を書こうと思います。
音楽プレイヤーには、大抵こんな感じの「よくある」イヤホンが付属しています。

MP330に付属していたイヤホン。耳の穴の縁に引っかけて固定するよくあるタイプです。
音質はともかくとして「運動しながら音楽を聴く」という特殊な状況なので、外れやすいという問題が起きます(スポンジ付きのものもありますが、固定力は微々たるもの)。
そもそも耳穴の形は人により様々なので、じっとしていても外れやすいという方も多く、わたしもその一人だったりします。
それを解決したものとして、ヘッドホンの耳の部分だけ抜き出したもので耳に引っかけて固定する「イヤーフック(イヤーハンガー)型」や、耳栓のように耳の穴に差し込む「カナル式」といわれるものがありますが、今回はカナル式について取り上げたいと思います。
この「カナル式」ですが、前述の通り普通のイヤホンだと外れる上に外でヘッドフォンをしたくない自分としては昔から愛用しているイヤホンのタイプで、耳穴に入れるタイプなのでズレにくいですし、耳穴が密閉されるので音も小量で済む割に迫力のある音が楽しめるので、従来のイヤホンと違い音漏れしづらく迷惑が掛かる事もありません。
欠点は密閉度が高いので音量が大きいと周りの音が聞こえづらくなる(外出時だと危険)のと、コードが身体に触れたりバタついたりすると、その振動が耳穴のゴム膜まで伝わるので違和感を感じたりするなどがあります。
これをフィットネスで使うと考えると、前者は基本的に一人でトレーニングしているためあまり問題ない上に、騒がしい場合はむしろ運動と音楽に集中出来るのでプラスになることもあります。
問題は後者ですが、気になるのでこのタイプはイヤだという人も居れば、全然気にならないという人も居て賛否両論です。
あと、イヤホン全般に言えることなのですがケーブルが絡みやすく、使おうとすると絡まった線を解くために数分間格闘することもあったりします。わたしはプレイヤーや櫛などフィットネスで使うものを小物入れに入れているのですが、どれだけ丁寧に入れてもいつの間にか絡んでいたり…。
製品の中には、ケーブルの外皮の素材が柔軟なビニールだったり布にして「絡みづらい」というのをウリにしているものもありますが、効果は限定的でやはり絡みます。
一応これらのケーブル問題の解決策として、無線(Bluetooth)のタイプのイヤホンもあり、Bluetoothに対応したスマートフォンで聴く場合だと重宝します。ただ、基本的に割高ですし、設定や充電の手間もあります。
あと、基本的に送信機(レシーバー)は付いていないので、手持ちのスマートフォンやプレイヤーがBluetoothに対応していなければ使用出来ません。
個人的には無線が良いとは思いつつも、前回のプレイヤー編と同様、フィットネスに使う物にお金は掛けたくないので、ケーブル式をチョイスしました。
まず「絡み」問題は、イヤホンと端子の間に巻き取る機構が付いたものが何点か売られていたのでそれを買ってみました。

マクセルのMXH-C100R。1000円ぐらいで買いました。
近所の店でレッドやホワイトなど3色売られていてわたしはダークブルーを選びましたが、色は11色あるみたいです。
イヤホンと端子を持って引っ張るとコードが出てきて、格納するときは軽く引っ張ると自然に巻き取られます。
他社の製品も似たようなものありましたが70センチだったりとコードが短いものが多く、この製品が一番長い1メートルだったので購入しましたが、1メートルでも短いです…。
で、買ってから気づいたのですが、ジムで走っていると巻き取り部分がガンガン振動して耳に伝わるんじゃないかなと心配しましたが、開封して「これは良い」と思ったことが。
このクリップで服に固定するとバタつきが抑えられます。他社製品にも付いているかもしれませんが、「コレは良いな」と思いました。ただ、このクリップが付いている事はパッケージに全く触れられておらず、もっとアピールすれば良いのになあと。
で、音質は運動中ということで例の如く「鳴れば良い」レベルでも良いでしたし、モノが安価なので期待していませんでしたが良い方だと思いますし、フィット感も安物にありがちなズレも無く良好です。
巻き取り機構がすぐ壊れるような気がしますが、壊れたらまた同じのを買おうかなと思います。
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