20年以上ぶりの和歌山・白浜に行ってきました(前編)

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週末に和歌山に行ってきました。和歌山の宿泊先は白浜で、20年以上ぶりになります。
子供の時に何度も家族旅行で行ったので、久しぶりに行きたくなったので今回計画しました。
幼い頃の記憶の中にある白浜はどのように変わったのか、楽しみです。

本来の目的は大阪への帰省で、移動中にiPhone6発売初日のアップルストアの大騒動を目撃したり、前日が夜勤でずっと寝ていないにもかかわらずAn×Anを押したり色々しましたがその辺の出来事はちょろっとTwitterにも書いているので割愛です。

 

大阪からレンタカーで白浜へ移動しました。阪和自動車道を利用したのですが、白浜の手前の田辺まで開通しているので、あまりにも早く到着しそうなので一つ手前のみなべICで降りたほどだったりします。
昔は高速道路は有田までしか開通しておらず、そこから国道42号でずっと南へひた走った記憶があります。それがまた片側一車線で曲がりくねっていたりアップダウンが激しい道だったりでかなり疲れた記憶があります。現在の高速では長いトンネルを何本も抜けるので、高速道路のありがたみを感じました。

ちなみに、来年には白浜より先のすさみの方まで高速道路が開通するそうです。その昔、和歌山は全都道府県で最も交通の便が悪いと言われていましたが、これで汚名返上となるのでしょうか。

大阪(場所はやや適当)から白浜までの走行イメージ。Google先生は2時間19分で行けるとおっしゃっていますが、高速は後半片側一車線な上、国道42号はやや混んでいるのでややコレより遅くなるかもしれません。

大阪(場所はやや適当)から白浜までの走行イメージ。Google先生は2時間19分で行けるとおっしゃっていますが、高速は後半片側一車線な上、国道42号はやや混んでいるのでコレより遅くなるかもしれません。

そして白浜町へ入り、段々と記憶が蘇ってきました。

子供の時に毎回宿泊したホテルは残念ながら廃業していましたが、建物は残っていたので記念に横切りました。
近くのホテルもウォータースライダーは無くなっていたものの古さを保ったまま現役だったり、子供心ながらバブリーですぐ潰れるだろうと思っていた城のようなホテルはバリバリの現役だったり、土産物屋や商店などはそれほど変わっておらず、白浜の景色は20年前からそれほど大きく変化していないように思えました。

 

…ということで、若干寄り道したものの3時間足らずでホテルにチェックインしました。
今回泊まったホテルは白良荘グランドホテルで、白良浜に直接出られるホテルとして有名です。
ホテルが目の前ということで、早速白良浜へ。砂浜の白さときめの細かさは昔も今も変わっていません。

白良浜。白い砂で有名です。海水浴シーズンは既に終わっているものの、砂浜を歩いたり遊んでいる人は多いです。

白良浜。白い砂で有名です。海水浴シーズンは既に終わっているものの、砂浜を歩いたり遊んでいる人は多いです。

大浴場で20年ぶりの白浜温泉に浸かりました。白浜温泉は塩分のある独特な温泉です。
子供の頃泊まったホテルでは部屋の浴室の蛇口から温泉が出て浸かることが出来ましたが(今考えると贅沢だったんだなあと)、その時舐めてみてかなり塩辛かったのですが、今回は大浴場なので試せず。

その後、食事に行ったり畳の上でゴロゴロしたり、旅館では定番のパズルゲーム「The-T」をプレイしたり(連れの者が2時間ぐらいで全クリする)と、旅館らしい過ごし方をしていました。

 

翌日はドライブで、三段壁から始まって潮岬、太地町、那智勝浦まで行き、帰りは熊野の山道を通って白浜に戻りました。

まずは近所の三段壁からです。

三段壁。浸食した険しい崖が有名です。結構先まで歩けますし、釣り人と思われる方も結構います。

三段壁。浸食した険しい崖が有名です。結構先まで歩けますし、釣り人と思われる方も結構います。

こんな感じで足が竦みそうになります。有料ですが崖下へ降りるエレベーターもあります。

こんな感じで足が竦みそうになります。有料ですが崖下へ降りるエレベーターもあります。

早朝の三段壁は人が少なかったのですが、ゴツゴツした岩で歩きづらいので、むしろ空いていて良かったです。

三段壁といえば自殺の名所というマイナスな面があって、昔は至る所に思いとどめさせる文言の看板が多かった気がしますが、今はそれほどでもないものの、代わりに警察の詰所や監視カメラがあったり柵やロープが張り巡らせてあったりと、景観はイマイチになりましたが仕方ないところです。
しかし、早朝で開店準備中の売店の人に声を掛けられたり。自殺だと勘違いされたのかなあと。自殺者だったらカメラ持ちませんが…。

 

次に向かったのは潮岬で、本州の最南端です。
和歌山に馴染みのない方でも、天気予報の台風情報で「現在、潮岬の南の海上を北東に進み…」といったくだりで有名だと思います。

潮岬までは白浜から70キロぐらいあり、国道42号でシーサイドドライブです。
当日は天気が良く、良い感じで海を眺めながらドライブ出来ました。海岸を縫うように走るので急カーブがものすごく多いのが注意点ですが、交通量はそれほど多くはないのと、海が良い感じで眺められて休憩出来るポイントが多いのでオススメできます。

潮岬灯台。近くの駐車場が300円、灯台の「参観料」が200円です。

潮岬灯台。近くの駐車場が300円、灯台の「参観料」が200円です。

潮岬にある灯台は中に入ることができます。灯台は本来観光用ではないので中は結構狭いです。

何故かドラクエ5を思い出した狭い螺旋階段。

何故かドラクエ5を思い出した狭い螺旋階段。

最後にはしごのような階段を上ります。外は人とすれ違えないほど狭いです…。

最後にはしごのような階段を上ります。外は人とすれ違えないほど狭いです…。

上からの景色ですが、灯台の高さからすると大したことが無いだろうと思いましたが、灯台周りより外は崖で、柵が低いのと一面海の迫力ある景色が視野いっぱいに広がっているため、意外に怖かったです…。

太平洋が一望出来、水平線がやや曲線になっています。灯台横にあるアンテナは何のものだろうと思いましたが特に説明書きは存在せず。

太平洋が一望出来、水平線がやや曲線になっています。灯台横にあるアンテナは何のものだろうと思いましたが特に説明書きは存在せず。

次の目的地は太地町です。太地町は昔からくじらで有名な町で、くじらのモニュメントや看板、風車など、町全体がくじら一色です。

太地町は古くから、くじらの町として有名です。

太地町は古くから、くじらの町として有名です。

…ということで、くじらの博物館を見学しました。

太地町立くじらの博物館。くじらにまつわるありとあらゆる物が展示されているだけでなく、イルカや他の魚についても取り上げられています。

太地町立くじらの博物館。くじらにまつわるありとあらゆる物が展示されているだけでなく、イルカや他の魚についても取り上げられています。

くじらの骨格・模型などの多くの標本や模型などが展示されていて、内容は意外と濃厚でした。

本館の吹き抜けに様々なくじらと漁の様子の模型が。各フロアはくじらの様々な標本(内臓やアレとかも)や漁の歴史などもあり、勉強になります。

本館の吹き抜けに様々なくじらと漁の様子の模型が。各フロアはくじらの様々な標本(内臓やアレとかも)や漁の歴史などもあり、勉強になります。

イルカショーやクジラショーも見ることが出来ました。イルカショーは入館するときに「すぐ始まりますよ」と言われて早速見ることが出来ました。良いタイミングです。

イルカショー。生態を解説しながらフラフープを回したり、立ち泳ぎをしたり色々なパフォーマンスを見せてくれます

イルカショー。生態を解説しながらフラフープを回したり、立ち泳ぎをしたり色々なパフォーマンスを見せてくれます

こちらはクジラショー。イルカと同様ハイジャンプをしたり、様々な動きを見せてくれます。イルカよりも一回り以上大きいので、水はねや音に重みを感じます。

こちらはクジラショー。イルカと同様ハイジャンプをしたり、様々な動きを見せてくれます。イルカよりも一回り以上大きいので、水はねや音に重みを感じます。

イルカは色々なところで見られますが、クジラショーは珍しいです。
大きい身体なのに大きくジャンプして、大きな音と波しぶきをたてたりと迫力があります。

その他、大きなニュースになった腹びれのあるイルカが居た頃の記録や、桟橋からイルカやくじらに近づけたり、水族館のように色々な魚が展示(元々は定置網に入っていた魚等)してあるのを見物したりと、見所が多かったです。

例により走行イメージ。2時間24分で行けるとGoogle先生はおっしゃっていますが、カーナビは逆に慎重で、4時間掛かるとか言っていますし極端です…。

例により走行イメージ。2時間24分で行けるとGoogle先生はおっしゃっていますが、カーナビは逆に慎重で、4時間掛かるとか言っていますし極端です…。

その後、太地町の隣の那智勝浦でマグロを食べに行きました。元々予定に入れていなかったのですが、前日のホテルの食事に出た刺身のマグロが那智勝浦で獲れたマグロでかなり良かったので「食べに行こう」という話になって、急遽セッティングしました。

後編へ続く)

コメント

  1. こんばんは〜(^^)ノ

    まずはお疲れ様でした。
    子供の頃に見た風景を今お連れさんと共有できる…いいですねぇ(´∀`)
    ぜひこれからも素敵な思い出を紡いでいってください(^^)

    余談ですが、昔「ナッちゃん」という漫画で三段崎のホテルの改修の話がありまして、
    Uzlaさんの記事を見て、ああ、元ネタはこの三段壁だったんだなぁと思い出したりしています(^^;)

  2. Uzlaさんお久しぶりです。
    なかなかコメントできずすみません。

    岡山に来られてたのですね…知っていれば伺いに向かったのですが…
    申し訳ないです…

    和歌山へは高速が伸びたおかげで結構便利になりました。
    昔は海岸線伝いに下道を走らなくちゃいけなかったです

    機会がありましたら伺いたいとおもいます
    それではまたよろしくお願い致します。m(_ _)m

  3. ぽちこさん、こんばんは~。

    ありがとうございます(^^)
    今考えたら自分の思い出を押しつけているようで自分勝手な旅だったなと思いましたが、
    一応気に入ってくれたみたいで、結果的に成功して安心しました。

    三段壁がネタになった漫画があるのですね。初めて知りました(^^;

  4. のどっちさん、こんばんは~。

    いえいえ、お気になさらずともウチのブログは
    長年コメントがゼロでも通常営業だったので問題ないです(^^;
    遠方ですし、岡山は平日滞在でしたし難しいだろうと思いましたし…(*_*)

    和歌山は高速伸びていますし、一般道もきれいに整備されている区間が多くて
    不便なイメージがだいぶ変わりました。おかげでドライブも楽しめて和歌山の虜になりました(^^;