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20年以上ぶりの和歌山・白浜に行ってきました(後編)

前編からの続き)

太地町からほど近い那智勝浦に到着しました。時間は既に昼過ぎということで空腹の状態でしたのでマグロが楽しみでした。

「まぐろ三昧 那智」。有名店で行列が出来ていました…。

まぐろ三昧 那智」。有名店で行列が出来ていました…。

急遽ネットで調べたら一番有名な店らしくて、案の定駐車場はいっぱいで近くの有料の駐車場(1時間400円。「食事?」と聞かれて1時間になった)に停めて中に入ろうとすると、やはり満席+待ち3名でまあまあ待ちました。結構座席の間隔が狭くて少々落ち着きませんが、丼を注文。

これが人気の「那智丼」です。ちなみに脇にあるのは追加でオーダーした鯨の竜田揚げとハムです。

これが人気の「那智丼」です。ちなみに脇にあるのは追加でオーダーした鯨の竜田揚げと(右端で切れていますが)ハムです。

味ですが、新鮮なマグロなのか、味がしっかりしていておいしかったです。ただ、ピリ辛なのがマグロとミスマッチな気がしてタレを避けて醤油を追加しました…。素直にマグロ丼を頼めば良かったかなあと。
そしてクーポンの唐揚げ(クーポンを出したらおばちゃんに言われた)…もとい、マグロの唐揚げも美味しかったです。

出来ればマグロの刺身とか寿司とかも食べたいとか、TVでもやっているものすごい広大で長いエスカレーターでも有名なホテルにもいつか泊まりたいなとか思いましたが、束の間の那智勝浦滞在を終えて、熊野の山道経由で白浜へ戻りました。

信号待ち中。地球防衛軍の基地は那智勝浦にありました。

信号待ち中。地球防衛軍の基地は那智勝浦にありました。

景色は海から山に変わり、熊野川に沿って山道をドライブです。川の向こう側は三重県ということで、和歌山県をやや小回りで一周するようなルートです。

熊野といえばやはり世界遺産の熊野古道で、登山口には車がやや止まっていましたが、道路そのものは意外にも閑散としていて快適なドライブです。熊野古道を歩きたいなと思いましたが時間がいくらあっても足りない(しかも連れの者と同伴)と思うので、またいつの日か足で巡りたいものです。

 

そのままノンストップで通過するのもアレですし、気になるところがあったので少し寄り道しました。

「清姫の墓所」に立ち寄りました。

「清姫の墓所」に立ち寄りました。

「清姫」というのは、「安珍清姫」の清姫のことです。「安珍清姫」というのは「日本昔ばなし」でも題材にされた和歌山が舞台の伝説です。

内容は書物によりやや異なりますが、数行で簡潔に書くと「参拝のため東北からはるばる熊野まで旅をしたイケメンのお坊さん・安珍に一目惚れしてプッシュしまくる清姫から逃げたものの執拗に追いかけられて、最終的に寺の鐘の中に隠れたものの、怒りで蛇に化けた清姫に焼き殺されてしまった」という感じの話です。今風にいうとストーカーというかヤンデレというか…。で、その清姫の墓がここにあるということで。

清姫の墓所は結構きれいに整備されていました。石も真新しいです。

清姫の墓所は結構きれいに整備されていました。石も真新しいです。

ちなみに観光客も地元の方も誰も居ません(汗) 近所には「清姫茶屋」という名前の食堂がありましたが閉まっているみたいでしたし。伝説の内容が内容だけに、清姫に同情する人が居ないだろうというのは勝手な想像でしょうか。

広く伝わっているのは上記の本文の通りですが、ここは清姫の里なので「最初に口説いたのは安珍の方」という感じの清姫寄りの見解です(拡大可)。もし裁判になったらどっちが勝つのでしょう…。

広く伝わっているのは上記の本文の通りですが、ここは清姫の里なので「最初に口説いたのは安珍の方」という感じの清姫寄りの見解です(拡大可)。もし裁判になったらどっちが勝つのでしょう…。

 

清姫を祭っている他に、「薬師堂」が。耳に効くそうです。

清姫を奉っている他に「薬師堂」が。耳に効くそうです。

ちなみに安珍が最期に逃げ込んだと言われている道成寺は日高川町にあり、ここから直線距離で50キロ程離れています。

束の間の寄り道の後、そのまま白浜に戻りました。
熊野は混むだろうと予測しましたがあまりの快走路で、レンタカーの返却が予定より大幅に早くなりました。前払いしたお金も戻りましたし、ピークの時間(夕方白浜空港から羽田行きの最終便がある)の前だったのか、わざわざホテルまで送迎してくれたので結果的に良かったですが。

道のり。快走状態だったのですがGoogle先生に近いデータで何となく悔しいです…。例によりカーナビは4時間半掛かるととんでもなく控えめな数値を出していましたが…。

道のり。快走状態だったのですがGoogle先生に近いデータで(休憩を挟んだとはいえ)何となく悔しいです…。例によりカーナビは4時間半掛かるととんでもなく控えめな数値を出していましたが…。

359.3キロを共にしたアクアくんとのお別れの時。しかし山道ありカーブありで燃費29キロとは恐るべし…。

359.3キロを共にしたアクアくんとのお別れの時。しかし山道ありカーブありなのに燃費はリッター29キロと恐るべし…。

 

温泉も大浴場やら貸し切り風呂やらで何回も入ったり海を眺めながらぼーっとしたりと満喫しましたが、名残惜しくも翌日早朝にチェックアウトしました。ホテルは気に入りましたが他のホテルや旅館も部屋や温泉が気になったり。また懐かしい気分を味わいたくなったら泊まりたいと思います。

 

送迎用のシャトルバスに乗って白浜の温泉街を縫うように回った後、満席のシャトルバスの乗客9割が目的とした場所は、もちろんココです。

南紀白浜アドベンチャーワールド。このために全国から白浜に訪れる人が多いです。

南紀白浜アドベンチャーワールド。このために全国から白浜に訪れる人が多いです。

やはり南紀白浜といえば、パンダで有名なアドベンチャーワールドです。

ここもやはり子供の頃に何度も行ってパンダも見ましたし、レッサーパンダやらキンシコウやら珍しい動物も沢山見ました。あと、当時バブリーな時代だったのでテーマパークでは当たり前のように存在した大迷路もありましたが、当然今は影も形もありません……というか、見る物全てが新しく感じます。

入り口を入ると早速レッサーパンダやら噴水の中にペンギンが居たり、早くも先制攻撃を食らいましたが、パンダの居る建物も入り口からかなり近いところに存在します。テーマパークは大抵シャワー効果を狙って目玉を奥に配置する事が多いのですが出し惜しみしないところが凄いなあと。

パンダの写真は何十枚も撮ったので何を使おうか悩みましたが……一応ツーショットということで。寝ながらずっと笹食っています。

パンダの写真は何十枚も撮ったので何を使おうか悩みましたが……一応ツーショットということで。寝ながらずっと笹食っています。

入園したすぐぐらいの近い時間に「マリンライブ」というイルカショーがあるということで早速見に行きました。

時間ギリギリだったので観覧席はかなり埋まっていましたが、それでも後方だと空きがあるほどかなり大きな施設でびっくりしました。

ただ、びっくりしたのはそれだけではなく…。

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演技も演出も迫力も、普通の水族館のショーとは段違いでした…。イルカも凄いのですが、トレーナーの方の運動神経が人間離れしています。(写真では全然伝わらないのが残念です)

バックのモニターのカメラワークやスイッチングを見ても格の違いが分かります。これ単体で公演をしても良いんじゃないかという感じで、正直パンダよりも感動しました。
余談ですが、このショーの中で流れる「Thank you all」が良い曲です。売店見てたらこのCDがよく売れてる感じでしたし。

なお、GWや夏期期間は「ナイトマリンライブ」という通常より長めのショーがあり、ダンスや花火とかの演出もあってかなり好評なのだとか。…次行くとしたら夏だなあと。

 

マリンライブの余韻に浸りつつ、近くの海中動物を見回りながら次のショーを見ました。

「アニマルアクション」ということで、会場はアシカショーが行われるようなセットだったので、コレは多分「計算をしたりあかんべーをする」とか「4匹目は必ずボケ役」とか想像して出オチだなあと思いましたが、予想は大ハズレでした。

アシカではなく犬が登場。

アシカではなく犬が登場。

実は「アニマルアクション」という名前通り、色々な動物が登場します。アシカも登場するのですが、あくまで動物の一種という扱いです。犬が出てきたりアヒルが出てきたり、カワウソがセットをお片付けしたり(一番拍手が大きかった)、鷹が会場を飛び回ったりと動物大集合といった感じです。

もちろんアシカも頑張っています。

もちろんアシカも頑張っています。

アシカは陳腐化した芸ではなく、ハイジャンプをしたり、観客参加型で輪を投げさせてそれを良い感じで受け止めたりといったものも。
マリンライブは演出や演技で魅せられるといった感じでしたが、こっちの方はユルい空気で笑いもあり観客席全体は温かい雰囲気となっていました。

 

その後、動物巡りです。「鳥の楽園」というふれあいコーナーでエサを激しく催促(空のカップを突っついてアピール)していたエミューにエサやりをしました。

つぶらな瞳でエサクレクレ猛アピール中のエミュー。学習しているのか、こうすると貰えると分かっているのが賢いというか、あざといです。

つぶらな瞳でエサクレクレ猛アピール中のエミュー。学習しているのか、こうすると貰えると分かっているのが賢いというか、あざといです。

手のひらに一粒ペレット状のエサを与えましたが、勢いが強くて痛くて…。まれに手のひらの肉が挟まれます。コレは与え方として正しいのだろうか…。でもカップごと与えるのは愛が無い(?)でしょうし。

エミューに餌付け中。勢いよく食べるので痛いです…。

エミューに餌付け中。勢いよく食べるので痛いです…。

園内の奥に行くとサファリエリアとなり、広大な敷地を「ケニア号」という連結された車でゆっくりと25分ぐらい掛けて廻れるのですが、この敷地は徒歩でもレンタルの自転車やカートでも廻ることができます。

まずはじっくりと動物が見られる徒歩で廻ってみました。

キリンやゾウ、サイやアルパカ、バクなどじっくりと観察したり、エサを与えることもできます。コレが徒歩の醍醐味です。「歩きたくない」と連れの者が文句を言っていましたが(汗) 動物を見ながらゆっくり徒歩で廻っても1時間も掛からず一周出来ます。

キリンにここまで近づけるのは徒歩の特権。

キリンにここまで近づけるのは徒歩の特権。

そしてゴールして早速入り口のケニア号に乗りました。おさらいというか車内で解説放送があるのでそれを聞きながら「ココ通ったなあ」と振り返りつつじっくり見ることができます。あと、徒歩では廻れない電気柵で覆われた肉食動物のエリアにも進みます。こういう所も廻れるのが車の良いところです。

食事は連れの者は野菜たっぷりのカレー(イルカの形にライスが盛られている)とパンダのシューアイス。 わたしは角煮とかバラ肉が入っている肉食系ラーメン。肉に飢えたケモノにオススメですが、スープは和歌山ラーメン風で良さげなのに薄かったのが勿体ないです。

食事は連れの者は野菜たっぷりのカレー(イルカの形にライスが盛られている)とパンダのシューアイス。 わたしは角煮とかバラ肉が入っている肉食系ラーメン。肉に飢えたケモノにオススメですが、スープは和歌山ラーメン風で良さげなのに薄かったのが勿体ないです。

そんな感じでアドベンチャーワールドを堪能しました。
(他にもいろいろ楽しみましたがものすごい文章になりそうなので泣く泣く割愛です…)

時間は夕方になっていて、南紀白浜・和歌山から旅立ちの時です。
路線バスで5分、「気をつけて」と運転手さんに声を掛けられて白浜空港に降り立ちました。
そして小さな飛行機(エンブラエル170。座席は意外と余裕があって快適でした。ちなみにJALは初めて)で1時間ほどで羽田に到着。あっという間で夢から現実に帰ったような気がしました。久々に羽が伸ばせたんだなあと。

…ということで、夏休みの旅・第二弾(第一弾は前週の岡山香川)は無事終わりました。「和歌山は何も無いところだろう」と会社の人から揶揄されましたが、まだまだ見たいところや行きたいところがあったほどでした。また帰省の機会に立ち寄ってみたいです。

コメント

  1. こんにちは〜(^^)ノ

    旅行お疲れ様でした〜。
    まさか昔々にヤンデレ伝説があったとは(((゚Д゚;)))
    しかも鬱エンド…シクシク(´ノノ)゜。
    いつの時代でも恋の話はハッピーエンドであってほしいなぁ(^^;)

    今回も楽しく読ませていただきました。
    またUzlaさんにしか書けない地の物や道中の話を楽しみにしています(^^)

  2. ぽちこさん、こんばんは~。
    ご覧頂きありがとうございます(^^)

    昔話としては珍しくえげつない恋の話ですよね(^^;
    本文を少し補足しましたが、清姫寄りの見解もあったりと様々で、
    ふらっと立ち寄っただけの(しかも観光客が居ない)場所なのに、
    興味がわいていろいろと調べると面白かったです。

    旅日記は更新頻度が低いですが、色々行きたいところはあるので、
    また道中の話が書けたらと思います(^^)