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【家庭用クイズ】第19回:「クイズきらめきスターロード」

今日はクリスマスということで家庭用クイズゲームで、しかもギャルゲー風味のモノをチョイスしてみました。

「クリスマスとなんの関係があるんだ」と思いますが、Web界隈ではクリスマスにこういうネタをアップするのが流行みたいなので(汗)

2014-12-12 21.24.31

<クイズきらめきスターロード>
●対応機種:NintendoDS●
●発売日:2006/8/10●
●定価:5,040円(税込)●
●購入価格:940円(中古)●

 

この「きらめきスターロード」、元々はタイトーのアーケードゲームなのですがそちらはイントロクイズだったみたいです(「きらめきスターロード イントロ倶楽部」)。見たことも聞いたこともなく…。

今回のゲームはイントロではなく、名前だけ借りた家庭用オリジナルのクイズゲームで、主人公は芸能事務所のマネージャーとして3人のアイドル候補の中からスカウトして、その後クイズやイベントの成績でその子の将来が決まるという内容です。

 

なお、販売元はタイトーですが、開発元は「童(わらし)」というメーカーです。
うーん、どこかで見た覚えが……と思ったら、このクイズレビューでダントツのキワモノだった「THE クイズ20,000問(以下:2万問)」の開発元でした。
この情報だけでものすごいイヤな予感が…と感じたのは家庭用クイズゲームばかりレポートしてきた自分一人だけかもしれません。

 

とりあえず色眼鏡で判断せずに起動しました。画面はDSのゲームとしては普通で、インターフェイスも前述の2万問と違い普通ですが、音はイマイチです。
なお、前オーナーの記録が残っていましたが、正解率は40%代でした。そんなに難しいのかな?と。

 

データを初期化して最初からスタートしました。前述の通りアイドル候補は最初に3人から選択します。
名前やプロフィールは割愛しますが、正統派、ツンツン系(デレない)、メガネっ娘というよくあるラインナップです。それぞれの容姿は上のパッケージ参照です。

最初は2択問題から始まりますが、ジャンルは「芸能」「スポーツ」「学問」「おたく」と4つから選択出来ます。
ジャンルの選択肢が少ない気がしますが、何故か「芸能」はグルメ問題、「学問」は雑学系の問題が出題されます。なお、「おたく」はご想像の通り漫画・アニメ・ゲームになりますが、イメージに反してパソコン系の問題は出ませんので素直に「マンガ」にすれば良い気もしますが…。

ジャンルはほぼ選択可能ですし、場合によっては更に細かいジャンルが選べます。なお、ジャンルはアイドルのデビュー曲のジャンルにも左右される仕様です。

ジャンルはほぼ選択可能ですし、場合によっては更に細かいジャンルが選べます。なお、ジャンルはアイドルのデビュー曲のジャンルにも左右される仕様です。

問題形式は基本的に4択問題です。ライフ制ではなくゲームオーバーも無い珍しいクイズゲームです。

問題形式は基本的に4択問題です。ライフ制ではなくゲームオーバーも無い珍しいクイズゲームです。

その後もジャンルを指定しながら問題をこなしていきますが、ミニゲームも用意されていて、ダンスの練習と称してキー操作を覚えるゲームや、グラビア撮影(予め見本が提示され、その後ランダムに動くファインダーからタイミングを狙って撮影)、芸能レポーターから逃げるゲーム(ボタン連打もしくはタッチパネル擦り)もあります。

「ダンス」は言われた通りに入力する記憶ゲームです。この他、ミニゲームの成果がイマイチだとエンディングに大きな影響が…。

「ダンス」は言われた通りに入力する記憶ゲームです。この他、ミニゲームの成果がイマイチだとエンディングに大きな影響が…。

そして最も多く答えたジャンルや正答・ミニゲームの達成度次第でエンディングが変わります。
エンディングは1キャラあたり4ジャンル×4種類となります。

新人大賞が取れたら最もグレードの高いレベル1エンドです。

新人大賞が取れたら最もグレードの高いレベル1エンドです。

なお、種類はレベル別(一番良いのがレベル1、最も悪いのは4)なので、正答を重ねるのは勿論ですが、コンプリートを狙うにはわざと誤答する必要もあるところが欠点です。レベル4は意図的に狙わない限り難しい気がします。

 

ちなみに、難易度「むずかしい」でレベル1クリアすると、隠しキャラが登場します。

ブッ飛んでいるというか、絵のタッチが他と全然違うので浮いている子。その正体は……

ブッ飛んでいるというか、絵のタッチが他と全然違うので浮いている子。その正体は……

名前は「パトラ子」といって、知る人ぞ知るタイトーのパズルゲーム「クレオパトラフォーチュン」のキャラクターです。

特別出演なので明らかに3人と毛色が違うキャラクターですし、イベントも3人と違う味わいになるので結構面白いです(しかもよく喋る)。パトラ子ファンは一見の価値があるのではないかなあと。
それほど難しい条件では無いので最初から「むずかしい」モードで始めてみては如何でしょうか。

10周プレイした成績。芸能・スポーツ・学問は7割オーバーなのに、おたく問題は38%…。それほど「濃い」問題が多いです。自信のある方の挑戦をお待ちしております。

10周プレイした成績。芸能・スポーツ・学問は正解率7割オーバーなのに、おたく問題は38%…。それほど「濃い」問題が多いです。自信のある方の挑戦をお待ちしております。

さて、総評ですが、見ての通り内容は薄いですしイベントは固定なので一通りプレイしてしまうと後は作業的なプレイになってしまいます。
ただ、1プレイ20分足らずでエンディングなので、サクサクプレイ出来るところは育てゲー的なクイズゲームには珍しく1プレイが長々するよりはむしろ良い印象にも思えます。ライフ制では無いのでクイズが苦手な人でもエンディングまで進めるプレイヤーにやさしい設計ともいえます。問題は常識問題から難問まで揃っていますが正解も表示されますし、このゲームはクイズが得意な方より苦手な方にオススメできます。

 

気になる点ですが、ジャンルや評価の伸びはクイズに答えるよりもミニゲームのウェイトがかなり大きいように感じます。
仮に特定のジャンル一本で全問正解ペースでも、ミニゲームの結果の伸びの方が断然大きいのでクイズゲームの意義が薄いなあと。
この仕様の欠点としては「むずかしい」以上にするとクイズよりもミニゲームがシビアになって(ダンスのキー入力が増えるのはともかく、グラビア撮影の評価が厳しくなる)パーフェクトを逃すだけで、クイズが良い成績でもエンディングの評価が低くなりがちになります。

あと、一番評価されたジャンルでしかエンディングが変わらないので、2つのジャンルを伸ばしたりオールラウンドにしたりで変わればもっと面白かったのですが…。ファン層のグラフも直接的な意味は持たないので、こういうパラメーターを生かして色々なバリエーションが欲しかったところです。

 

どうも家庭用のクイズゲームは問題づくりの方に集中してしまうせいか、ゲームそのものの面白みや作り込みが甘い事例が多いです。このソフトもそんな印象は拭いきれませんでした。
SIMPLEシリーズのような定価2000円ぐらいだったら納得出来ますが、5040円は高すぎるなあ…と。対戦や協力プレイも出来るそうですがダウンロードプレイ不可なのでカードリッジ2枚必要ですがはたしてプレイした人が居るのかどうか…。

タイトーも今はスクウェアエニックスの傘下で家庭用ゲームからは後退気味(現状アーケード中心の構成)なので、この続編もクレオパトラフォーチュンの新作も期待出来ないのかなあと。

 

<「クイズきらめきスターロード」Uzla評価>
●入手性(あまり見かけません。価格も500円以下はあまり見かけません。)
★★★★★
●クイズの難易度(難易度は様々でバランスが取れていますが、ジャンル分けが粗めなので苦戦することも。)
★★★★
●ゲームのシステム(よく言えばシンプル、悪くいえば内容が薄いです。わざと誤答しないとコンプ出来ないのもちょっと…)
★★★★★
●熱中度(サクサク進みます。コレクションの仕様が良ければもっと熱中出来たと思うのですが…)
★★★★★
●総合評価(あの「2万問」から4年後の童作品は良い意味で期待を裏切って及第点だと思いました。会社は現存していないらしいですが…。)
★★★★★



※クレオパトラフォーチュンなどタイトーゲーム25点入り。

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