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「YOGA Tablet2」使用感レポート。

先日Android版「YOGA Tablet2」を購入して早々にSIMフリーでの通信レポートをしましたが、今回は全体の使用感について書きたいと思います。

レノボの「YOGA TABLET2」です。Android4.4搭載で10インチ。SIMフリー版はLTE通信が可能です。

レノボの「YOGA TABLET2」です。Android4.4搭載で10インチ。SIMフリー版はLTE通信が可能です。

「YOGA Tablet2」はSIMフリー版の他にWi-Fi版がありますが、通信機能以外の仕様は一緒となります。なお、今回購入したのは10.1インチ版です。

 

まず外観ですが、個人的にタブレットは7インチのモノしか使ったことが無く、10インチのタブレットに触れたのは始めてなので結構大きく感じます。

「YOGA Tablet2」の一番の特徴が金属製のスタンドで、コレがあることにより本体だけで自立することが可能ですし、少し開いて持ち手にしたりもできますし、メーカー曰くスタンドにある穴をフックに掛け、つり下げて壁掛けにも出来るとか。落下したらとおもうと怖いのですが…。

スタンドを倒して立てかけたところ。スタンド格納部の蓋の中にSDカードとSIMカードのスロットがあります(前記事参照)。あと「Intel入ってる」のシールが。

スタンドを倒して立てかけたところ。スタンド格納部の蓋の中にSDカードとSIMカードのスロットがあります(前記事参照)。あと「Intel入ってる」のシールが。

このように手持ちの時にしっかりホールドさせることも可能です。しかし金属製なので冷え冷えで冬だとキツイです。

このように手持ちの時にしっかりホールドさせることも可能です。しかし金属製なので冷え冷えで冬だとキツイです。

本体だけで自立出来るのはかなりポイントが高く、しかも土台が重ためなので安定感が良いです。

普通のタブレットはオプションのカバーを装着して、そのカバーを折って立てるという機構が多いのですが、カバーの折り目が浮いて気になるのと、カバーはフニャフニャな材質が多いので安定感に欠けますし、そもそもカバーというオプション品自体の価格が高いです(純正だと特に)。据え置きメインで運用すると考えるとこの機構は非常に理にかなっていると思います。

欠点は、手持ちの場合はその機構のおかげで重たく感じるのと、持ったときの金属の冷たい感覚(しかも温まりにくい)がこの季節には辛いです。外でガンガン使うスタイルだと本当に欠点になりますが、室内メインの使い方だとその欠点よりかは自立スタンドの方が良いと感じると思います。

なお、スピーカーは前面に2つあり、横にするとステレオになります。口径が小さいので申し訳程度かなと思いましたが…(後述)。

外観チェックはこのぐらいにして、早速起動したいので電源を投入……と思いきや電源ボタンが見当たりません。
押せそうなボタンはボリュームのスイッチだけだなあ…と思ったらヒンジに相当する部分にそれはありました。

スタンドのヒンジかと思ったら大きな電源ボタンでした…。うまいデザインです。他はボリュームのスイッチ、microUSB、800万画素のカメラです。

スタンドのヒンジかと思ったら大きな電源ボタンでした…。うまいデザインです。他はボリュームのスイッチ、microUSB、800万画素のカメラです。

うまく馴染んでいるなあと感心します。ちなみにそのボタンの近くにメインカメラも内蔵されています(800万画素)が、タブレットで使うことはないかなあと。

 

…ということで起動すると、フォントが若干ぼやけている気がしますが(フォントそのものは海外メーカーにありがちな”怪しいフォント”では無いです)、フルHD(1920×1080)なのと光沢液晶なので結構きれいな画面だなと感じました。

初期設定と、使いやすいようにホーム画面やアプリをインストールしたり設定しますが……デフォルトのホームアプリ(ランチャー)である「LauncherHD」の使い勝手が悪いです。カスタマイズがあまりできず動作も不安定な印象なので、別途ホームアプリの導入をお勧めします。

わたしは「Nova Launcher(有料版)」を導入しました。カスタムメニューも豊富。ドロワーアプリの自由な並び替えができないのが欠点かなあと。

わたしは「Nova Launcher(有料版)」を導入しました。カスタムメニューも豊富。ドロワーアプリの自由な並び替えができないのが欠点かなあと。

プリインストールのものはシステムやGoogle絡みなのを除いてほぼアンインストール可能ですが、ウイルス対策ソフト「SecurityHD」が削除できません…。
わたしは「カスペルスキー」のファミリー版(導入数無制限)を契約しているのでパソコンにもスマホにもインストールしていますが、導入しても「SecurityHD」の通知アイコンが出続けます。アイコンをクリックしても「同意する」のボタン一つしかないので有無を言わさず導入させようとしますし、アプリの設定から無効にしても復活するので強制的に通知をオフにしていますが、常駐し続けているので少々気持ち悪いです。

あと日本語入力や変換効率も悪いので、できればATOKなど別の日本語入力ソフトを導入した方が良いと思います。
このように、色々カスタマイズしないと使い勝手が悪いので、初心者には敷居が高いかもしれません(もっとも、それが”普通”だと思っていれば問題ないとは思いますが…)。

なお、「YOGA Tablet2」のCPUはAndroidではスタンダードなARMベースではなく、WindowsのモバイルPCでよく使われているIntelのAtomが使われていますが、ARMベースと変わらない使い勝手で、インストールできないというものはあまり無いかと思います。動作速度については不満は無く、タッチしたらすぐ反応するなどレスポンスも良好です。

 

個人的に「YOGA Tablet2」で一番やりたかったのはnasneでのロケーションフリー視聴です。
以前nasneのレポートでスマホ視聴をしてみましたが、動くのかどうか気になって仕方が無かったので真っ先に実施しました。(二番目にやりたかったことは電子書籍や自炊した本の閲覧ですがそれは自炊の作業方法含めてまたの機会に)

結論から言うと問題無く導入完了です。(2015年1月当時の記事執筆時点の情報で、2015年8月現在は不可。下記参照)

「TV SideView」のインストールは有償プラグイン含めて問題なく完了し、再生もスムーズですし(通信環境が良いかダウンロード再生が前提)、画質も480pながら不満はありませんし、デスクサイドやベッドサイドでテレビ代わりに使えてかなり快適です。

2015/8/29追記:
現行バージョンの「TV SideView」はソフトはインストール出来ますが、プラグインのインストールが出来なくなっているため、視聴が不可です。(過去にプラグインがインストール出来ていれば継続で利用可能)
公式の代替ソフトとして「torne mobile」がありますが、ネットワークでの試聴のみとなっており、データの持ち出しは不可です。

2016/3/13追記:
TV SideViewとプラグインが更新され、プラグインのバージョンアップを行わなければ使用不可となり、プラグインのバージョンアップが不可のため、既にインストールできていた場合でも使用できなくなりました。

やはりテレビやビデオは大画面に限ります。スタンドもありますし、nasneの視聴環境としては良好です。

やはりテレビやビデオは大画面に限ります。スタンドもありますし、nasneの視聴環境としては良好です。

で、さらに音が良いです。連れの者曰くリビングに置いているテレビより良いといわれました。
ステレオスピーカーな上、「YOGA Tablet2」にはドルビーサラウンドの機能があり、小さいスピーカーをサラウンド効果で補っています。

ドルビーサラウンドの設定画面。サラウンド効果を与えたり、イコライザーを音に合わせてリアルタイムで調整したりします。

ドルビーサラウンドの設定画面。サラウンド効果を与えたり、イコライザーを音に合わせてリアルタイムで調整したりします。

テレビだけでなくradikoでラジオを流したりとかMP3とかを聴く分にも不満はありませんが、やはりスピーカーの口径が小さいので低音が弱いです。

試しにヘッドホンを差して聴いてみると、サラウンド効果がONになっていてもそれほど不自然に聞こえず、ソースや設定次第ではむしろよく感じるので、音にこだわっている方はイヤホンやヘッドフォン、さらにこだわるなら外部スピーカーを使っても良いかもしれません。

 

アプリの話の続きですが、ゲームについてはどうかというと、わたしはゲームは間違い探しやカードゲーム程度の軽いモノしか入れていないのでそちらは当然問題ないですが、最近の3Dのゲームだと少々不安かもしれません。

そこで、試しにベンチマークを取ってみました。
3DMarkの「Ice Storm Unlimited」を試したところ、ほぼ60フレーム・最低でも40フレームで快適ですが、スコアにしてみると15674でした。ちなみにAnTuTuBenchmarkでは34381と、こちらもまあまあの数字です。

価格帯が一回り違うので比較するのは酷かもしれませんが「YOGA Tablet2」以前に発売されたXperiaZ2 TabletやGalaxyS5(いずれもCPUはSnapDragon801)に負けていたりします。

デモを見る限り良好なレスポンスでしたが、数字は2014年発売のタブレットとしてはそこそこといった感じの結果です。

3dmarkの結果。デモを見る限り良好なレスポンスでしたが、数字は2014年発売のタブレットとしてはそこそこといった感じの結果です。

AnTuTuBenchmarkの結果。これも良好なスコアではあるのですが、2014年発売としてはと思うと…。ベンチマークのスコアだけで性能は判断出来ないとはいえ何だかなあと。

AnTuTuBenchmarkの結果。これも良好なスコアではあるのですが、2014年発売としてはと思うと…。ベンチマークのスコアだけで性能は判断出来ないとはいえ何だかなあと。

現行の2Dゲームや軽い3Dゲームなら全く問題無いレベルだと思いますが、今後どんどん重い3Dゲームが増えていくと想定される将来を考えると少々不安かもしれません。もっとも、それほど重いゲームをプレイするようなヘビーゲーマーは「YOGA Tablet2」を選ばないと思いますが…。

 

最近はスマホの画面も大きいものが中心になっているのでタブレットの需要は減退気味ですが、それよりもさらに大画面という部分が生きてくるビデオや電子書籍の閲覧はやはりタブレットの強みです。

「YOGA Tablet2」は現行のタブレット機としては価格的にも性能的にも中間ぐらいでバランスは取れていますが、ベンチマークの数字に命を賭けているようなヘビーユーザーやヘビーゲーマーが使うにはやや性能が物足りないですし、初心者が使うとしても使いづらいというどっちつかずのような気がします。

ただ、バランスが取れている分ハズレ感を引いてしまった感は無く、SIMフリー版の場合は割安にも感じますし、個人的に要求スペックを満たしているのでむしろ良い買い物に感じました。nasne用端末と電子書籍、そしてブラウジングや間違い探しアプリといろいろ働いてくれています。

まだ購入して数週間しか経っていないので、長期運用に耐えられるかどうかという部分や、新しいネタが出来れば次回書こうと思います。

<関連記事>
SIMフリー版「YOGA Tablet2」で格安SIM通信。(2015/1)
「YOGA Tablet2」をゲーム機にするついでに色々差してみました。(2015/2)
「YOGA Tablet2」もAndroid5.0にしました。(2015/8)


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