【Tips】Windows7標準バックアップ失敗の解決法。

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今でもWindows7を使っている方は多いと思いますが、わたしもその一人です。

Windows7の機能で「バックアップと復元」というメニューがコントロールパネルにありますが、これはディスクを丸ごとバックアップする機能で、スケジュールすることで自動的に差分(増分?)で取得することも可能ですし、リストア(復旧)もOSのディスクから起動して行える優れものです。

バックアップというとプログラムを全部落として操作せずにじっと終わるまで待つというイメージがありますが、シャドウコピー(VSS)を使用するので操作しながらでも正しく取得してくれるところも気軽にバックアップできるポイントです(なるべく操作しない方が無難ではありますが)。

「バックアップと復元」のメニュー。標準の機能だけあってシンプルですが、簡単にバックアップ出来て復旧も簡単に行えるので安心感もあります。

「バックアップと復元」のメニュー。標準の機能だけあってシンプルですが、簡単にバックアップ出来て復旧も簡単に行えるので安心感もあります。

わたしは余っている外付けHDDへ毎週自動的に取得するようにしていましたが、先週から必ず失敗するようになりました。

エラーはこのようなメッセージで、イベントログにもこのように記録されます。

バックアップは成功しませんでした。
エラー: 要求された操作はユーザー マップ セクションで開いたファイルでは実行できません。 (0x800704C8)

wbkup02

もしかして差分バックアップのしすぎておかしくなったのかなとコピー先のディスクをフォーマットして再度取得しましたが、同じメッセージで失敗します。

「ユーザーマップセクションで……」というメッセージもしくはエラーコード「0x800704C8」でネット検索すると実に様々な現象があるようで原因を特定することが出来ません。しかもこの件でWindows7のバックアップで失敗するという事象は1件も見つからず…。

さらにコピー元のディスクをスキャンディスクしても、デフラグしても、アンチウイルスソフトを停止しても、Handle.exeで変なプロセスが掴んでないかとか調べても異常は見つからず、何をやってもダメだったので途方に暮れていました。

 

「そういえばDドライブのバックアップ中に必ず失敗する」とか、「Handle.exeの内容で”D:\Extend\$RmMetadata”(MFTの内容)ってのが多いなあ」と思って更に調べてみると、「ユーザーマップセクションで……」という原因の一つには「MFTの断片化」という内容を見つけました。

MFTというのは「マスターファイルテーブル」というもので、NTFSの管理で使用するインデックスファイルのようなテーブルのことです(Wikipedia)。

で、この領域はWindows標準のディスクのデフラグ(最適化)では解消出来ません…。
一応フリーソフトでMFTを最適化出来るデフラグソフトがあるのでダメ元で試してみました。

 

今回使用したソフトは「SmartDefrag」というソフトです。
フリーのユーティリティソフトは胡散臭い配布元のモノが多いですが、このソフトは比較的信頼出来る「窓の杜」からダウンロード出来ます。

「SmartDefrag」を起動すると「ブートタイムデフラグ」という項目があるのでこれを選択します。

「SmartDefrag」を起動すると「ブートタイムデフラグ」という項目があるのでこれを選択します。

インストールするとすぐに起動されてディスクの指定画面が出ますが、「ブートタイムデフラグ」というOSの起動時に最適化を行うという設定の項目でMFTのデフラグを行うことが出来ます。

但しCドライブで使っているSSDには設定不可だったので、対象のディスクがSSDの場合だと別のデフラグソフトじゃないと無理そうです。元凶のDドライブはHDDだったのが幸いです。

リブート後に一度だけ実行するように設定後、OS再起動を行うとWindowsの起動画面のところでMFTの最適化が開始されます。最適化している旨のメッセージが何行か流れてすぐに終わってOSの起動が始まり、見慣れたログイン画面がすぐ出てきました。

あまりにもすぐ終わったので効果は無いだろうなともう一度バックアップを実行したら、それまでが嘘だったかのように正常終了しました…。

57%でダンマリになって不安になり、その後この画面を見たとき思わずガッツポーズが出ました。

57%でダンマリになって不安になり、その後この画面を見たとき思わずガッツポーズが出ました。

Handle.exeの内容とエラーとは関係が無いと思いますが、そこから連想で解決に繋がって良かったなあと。

最初に書いたように、Windows7標準バックアップで「ユーザーマップセクションで……」というエラーが出たときのトラブルシューティングが存在しなかったのでこの記事を書いてみました。

同じ現象でお困りの方は是非お試し下さい。

コメント

  1. 昨日、うずら様のPCと全く同様な症状が発生して、うずら様と同様の対策を実施しましたらバックアップが正常にできるようになりました。非常に助かりました。参考情報として、私のPCではHDへのバックアップの通算回数として、250回目くらいでバックアップ不能となりました。良い情報を頂きまして、誠に有難うございました。

  2. ご覧頂きましてありがとうございます。お役に立てて嬉しく思います。

    わたしはバックアップを毎週実行して2年目ぐらいでこのトラブルに遭って、
    治ったと思ったら4ヶ月後ぐらいに再発しました…。(同じ方法で対処)
    使い方にもよるかもしれませんが結構断片化しやすいのかなと思います。

  3. 私も(0x800704C8)これが発生した口です。ただし突然ではなく新PC環境一発目から失敗。
    うずら様の紹介されたデフラグソフトを試しましたがダメでした。
    ユーザーフォルダのマイドキュメント等の場所を変えると失敗しやすいとの情報をネットで見かけ、
    確かに変更していたのでこれを初期状態に戻したところ正常に完了しました。
    発生状況も原因も全く別のように思うのですが、このエラーが出た時の対処の1つとしてご報告します。

  4. 書き込みとご報告ありがとうございます。
    「0x800704C8」は原因が多数あり、切り分けや特定しづらいですね。

    わたしもマイドキュメントの場所を変えています。
    場所は事象が発生したDドライブなのでデフラグで無理だった場合はその可能性もあったのかもしれません。
    1度だけ再発(デフラグソフトで同様に解消)したので、デフラグで解決しなかった場合は参考にさせて頂きます。