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あこがれのスチームクリーナーを試す。

先日のシルバーウィークに年に一度の大掃除をしました。

「普通、大掃除は年末では?」と言われそうですが年末は他で忙しいですし、いつでも出来る掃除をわざわざ年末にするのもナンセンスな気がして、例年この時期に大掃除です。屋外の掃除や水仕事もこの時期だと苦ではありませんし。
旅行やら帰省やら、はたまた年越しを感じながらゴロゴロするとか、年末は年末らしい過ごし方をする時間に使う方が良いと思います。

で、今回の大掃除のメインイベントとして、昔から気になっていたスチームクリーナーを試しました。
昔通販番組とかで、頑固な汚れを溶かしながらキレイにしたり、除菌にも良いとかいろいろな売り文句がありましたが、あっという間にブームが去って結構経ちます。もし本当に良いモノだったら一過性では終わっていないだろうと思いつつ、周りはダメ評価でも自分なら合うのかなと思って、これは試さないと分からないのだろうなと。

ケルヒャー スチームクリーナー「SC1402」。見た目は業務用の掃除機のようです。

ケルヒャー スチームクリーナー「SC1402」。見た目は業務用の掃除機のようです。

…ということで、「試す」という言葉通り借りてきました。試して良さそうだったら買うことを前提に…。

高圧洗浄機でも有名なケルヒャーの「SC1402」というモデルです。業務用っぽく見えますが、説明書に「業務用ではありません」とわざわざ書かれています。

ケルヒャーのスチームクリーナーは何種類かありますが、今回のはフラグシップのものです。このモデルは既に販売終了していますが、現行は「SC2.500C」になります。

結構値が張るなあ…と。

ノズルはブラシの付いたタイプや、スチームを狭い範囲で放出するための細いものから、クロスが付けられるフロア用や窓用、掃除機のような延長ノズルもあったりとオプションが標準でも豊富ですが、その分ゴチャゴチャしています…。
それらは本体後部に設けられた穴に差すように格納出来ますが、決してスマートな格納方法ではなく、槍や刀を沢山背負っている弁慶のような状態と化します。

なんか使う前からネガディブな発言ばかりですが、スチームを出す準備したいと思います。

スチームは前面にある水タンクに水を入れて電源を入れるとコンプレッサ起動し、水がボイラーに送り込まれ加熱されます(減った分の水は補給すると長く使える)。
加熱までの時間ですが、約10分ほど掛かります(前述の現行モデルは4分に短縮)。
安全弁から「シュー…」とスチームが少々漏れ始め、「大丈夫かな?」とドキドキしたところでヒーターのランプが消え、準備完了です。

操作は、蒸気を出すトリガーと、蒸気の量を調整するダイヤルで扱うのですが、とりあえず最大出力で試してみたら、「ブシャー」とものすごい勢いでビックリしました。

ノズルを付けずに空打ちしたところ。勢いと音は写真以上のインパクトです。

ノズルを付けずに空打ちしたところ。勢いと音は写真以上のインパクトです。

「スチームクリーナー」って通販番組では豊富で柔らかな蒸気がモワモワと出ているところや、高出力でも「シュー」って感じでしたが、そんな生易しいのでは無く「ブシャー」です。ふなっしーを彷彿させるような勢いです…。

なので最高出力にする場面は限られます。風呂場は湯気だろうが水だろうがお構いなしなので最高出力にしましたが、台所のレンジ周りで最高出力で掃除すると、油汚れがタイルや床にまで飛び散って余計掃除が大変になりました(汗)
高出力じゃないと使い物にならないかなと思いましたが、家庭ではオーバースペックに感じます。

洗面所の手洗いを掃除中。最高出力でなくても蒸気が激しく、機械の匂いが染みついている独特の蒸気の香りと、視界不良状態になります…。

洗面所の手洗いを掃除中。最高出力でなくても蒸気が激しく、機械の匂いが染みついている独特の蒸気の香りと、視界不良状態になります…。

分厚い層になっている油汚れは確かにキレイに落ちて指で擦るとグリップするほどの仕上がりになりましたが、「スチームが無いと汚れが落ちない」というところは思ったより少ないなと思いました。窓ガラスは蒸気でキレイに汚れが落ちたと思って、比較として水拭きでやってみたらそれもキレイに落ちましたし…(汗)

唯一、良かったと思ったところはエアコンで、どうしようも無かったフィルターや内部のカビ部分が簡単に落ちました。ただ、エアコンを掃除する場合はフィルタと熱交換器(フィンの部分)に狙いを定め、電子部分に掛からないように注意が必要です(スプレータイプのエアコンクリーナーと同様、実施の際は自己責任でお願いします)。

使用後はボイラー内の水を抜く必要があるのですが、使用直後は蒸気と熱湯が入っている状態なので冷えるまで待つのですが1,2時間では熱いままで、5時間ぐらい経ってぬるま湯の状態になりました。ノズルも乾燥が必要ですしクリーニングクロスも汚れていますし、片付けも面倒だなあと。

…と、以上を踏まえて「スチームクリーナーは一過性のブームで終わった」というのはなんとなく分かる気がしました。
もちろん購入は無しです。試す機会があって良かったなあと。

通販番組の掃除グッズって見ていると欲しいと思うのですが、大抵はどうしようも無く頑固な汚れってそうそうあるわけでもないなと改めて感じました。掃除のモチベーションは一時的に上がるかもしれませんが、スチームクリーナーは大物なので準備も収納も、使用そのものについても面倒だなと感じました。

そういえば大昔に通販のオレンジ洗剤のレポートもしましたが、それもイマイチだったなあと。
8年前にレポした「クイックブライト」はまだウチにありますし。

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