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大腸内視鏡検査を受けに行きました。

先日健康診断に行きました。
検査結果は毎年比較的良好なので、今回もまあ大丈夫だろうなあと体重を数ヶ月前から絞りつつ迎えました。

数週間後に結果が自宅に届くのですが、なんか妙に分厚く…。
毎年恒例の「少し太めなので痩せましょう」という旨のパンフレットにしては重いなあと思ったら今年は大きな異常が見つかりました。

潜血検査で陽性。
潜血検査で陽性。

封筒が分厚いのは精密検査のための案内や紹介状などが同封されているからです。
その案内には「異常が見つかりましたので大腸内視鏡の精密検査を受けて下さい」と書かれていました。

【注意】
以下、受診を検討されている方等のご参考のため、経験した内容について表現を隠さずにそのまま記載しております。
故に不快に感じる部分や記述が含まれますので、それらに対する表現が苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。


「うーん…大腸検査か…」と思い出したのが4年前の2014年。忘れもしない痔瘻で入院したときのことです。
入院手術をした際に、大腸内視鏡検査を薦められましたが、人生初の入院や手術自体にも戸惑っていて結局受けませんでしたので今回が人生初となります

 

とりあえずその手術をした病院に足を運びました。
内視鏡検査も扱っている上に、痔瘻の再発のような気もしたので事情の分かるところが安心だなあということで。

病院の案内では、「予約とともに下剤兼大腸を洗浄するための薬の受け取りが必要なため来院して下さい」とありましたので、土曜日の朝イチに病院に行きました。
4年振りで殆ど変わっていない病院は相変わらず混んでいます。

受付で内視鏡検査を受けたい旨を伝えて待っていました……が、かなり時間が掛かります。

「薬貰うだけなのにそんなに掛かるのかな?」と思って1時間経ってやっと呼ばれて診察室に入ったら……久々に診察台で横になって肛門鏡を挿入されての検査を受けました(汗) 通院してたときも慣れることは無かったという苦手な検査なので…。まあ、普通に考えれば痔瘻とか単なる痔とかでも可能性が疑われる場合実際に診た方が早いですし。

その検査の結果はシロで、むしろ良好な状態とのこと。
たまに古傷なのか痛むこともあり「痔瘻が再発してたらどうしよう…」とずっと悩んでいたのでそれはそれで良かったのですが、大腸疾患の確率が大幅に増加しました。

診察の後は、内視鏡検査の予約と、簡単な説明を受けました。簡単に書くとこんな感じです。

  • 前日は消化の良いものを食べること。うどんやおかゆなどが望ましい。野菜・豆類など食物繊維を含む物は不可。
  • 当日の朝に希釈した洗浄剤をすべて飲み、最終的に水分しか排出されなくなったことを確認する事。
  • 鎮静剤を希望する場合は車の運転は禁止。鎮静剤投与後はしばらく院内で休憩をしてから診断結果を聞く流れとなる。
  • ポリープがあった場合はその場で除去。その場合はしばらく食事の制限や遠方の旅行不可などの制限がある。また、大きさによっては入院となる。

洗浄剤はペットボトルに入った液体で、薄めると2リットル分になります。

洗浄剤兼下剤は「ムーベン」という名前。無ー便?]
洗浄剤兼下剤は「ムーベン」という名前。無ー便?

洗浄剤はこのようなタイプの他に、粉末の入った袋の中に水を入れ攪拌して2リットル分作るタイプの物もあるようです。
あと、下剤も併用する場合もあるそうですが、わたしはこの「ムーベン」だけでした。

 

検査前日は白米とうどん程度で済ませました。念のため食べ物も控えめにしました。

そして検査の当日。もちろん仕事は休みを取りました。大量に薬を飲みながらトイレになるので、とても仕事は無理です。
朝早く起床して、「ムーベン」を調製。コップに原液を下のラインまで入れて、あとは水を入れて希釈して飲みます。

気になる味ですが、かなりマズいです…。
「スポーツドリンクのような味」とよく例えられていますが、それをかなり塩味濃いめになったような感じです。
スポーツドリンクっぽいのがかすかに感じるのは飲みやすくするための風味付けだと思いますが、カバーしきれていません。
昔「にがりダイエット」というものが流行っていて、その流行が終わった頃に捨て値で売られていたにがりを興味本位で買って飲んで、すごくマズかったのを思い出しました。共通するのはナトリウムとかのミネラル分っぽい味なんだろうなあ…。

2杯ぐらいまでは「薬なので我慢」できるのですが、それでもそれ以降は飲むのもイヤになります。
4杯目ぐらいでも便意は来ず、マズさが積み重なって吐いてしまいました。
「吐き気が出た場合は医師にご相談下さい」という旨が記載されていましたが、マズくて気分悪い場合は対象外だろうとそのまま継続。

そんな状態でしたが、約1リットルを飲んでやっと便意が来て安心しました。マズくて気分が悪かったのもほっとしたのかマシになりました。
あとはマイペースで薬を飲みつつ、止まらない便意のためにトイレと自室の往復で大変です。洗浄便座とはいえトイレットペーパーも繰り返して使用するので痛くなります。

固形の排泄物も次第に無くなり始めてからは薬のマズさを緩和するために普通の水を飲みながらラストスパートとして頑張りました。普通の水なのにすごく旨く感じます…。やって良いのかは不明ですが普通の水なので大丈夫でしょう…。薬だけだとキツいので、気力の維持には重要な気がします。

飲みきる前の状態から既に透き通った液体の状態(やや黄色)で、おそらく検査には支障が無いだろうと素人ながら納得の洗浄具合となりました。
飲み終わっても便意は続きましたが、30分ぐらいで収まりました。
検査は飲み終わってから2時間後ぐらいでしたので、病院で移動中に便意を催して辛いことはなさそうで安心しました。

 

病院へは電車で移動しました。鎮痛剤を希望しましたので車は禁止です。
事前に予約しているので受付をするとすぐに奥へと案内されました。

そこで、これからの検査の流れと、同意書の確認、服用している薬の有無の確認のあとに点滴となりました。
点滴自体は輸液(点滴のベースになる液体)のみで、検査直前に鎮静剤を注入するとの事。

複数人待ちなので待機していると、終わった人が看護師の方に手を引かれて出てきたり、簡易ベッドからいびきをかいて寝て同伴している人が目覚めるのを待っている人までいます。
いずれも鎮静剤使用と思われますが、経験したことないのでどんな感じになるのだろうと気になります。

 

そしていよいよわたしの番になりました。同じ病院の手術室でも緊張しましたが、検査室も色んな機材があって不安です。
その検査室で紙製の下着に履き替えました。更衣室とかあるのかと思ったら看護師さんの前で履き替える形でした…。
また、上半身は検査着ではなく通常の衣服のままというのも気になりましたし。

 

履き替えた後、台の上に横になます。
モニタが視線の先に設置してあったので医師だけで無く自分自身でも内部が確認できるようになっていました。

台の高さが調整され、足を曲げて検査の態勢にした後にいよいよ鎮静剤の投与です。
「すぐに効きますので」と言われて点滴に分岐されている管から投入され、本当に1分もしないうちにすぐ頭がぼーっとする感じとなりました。
イメージ的には飲酒してそこそこ酔っているようなのと同じ感じでした。わたしの尺度だとビール中ジョッキ1杯+梅酒のロック1杯相当です(弱い)。

「寝た方が良いんですか?」と聞いて「まあ、その方が良いんじゃないですか?」と言われましたが、眠くはならなかったのでそのまま起きていました。
起きていないと、このレポート書けないなと思ったのもありますが(汗)

 

準備が終わると、医師の方が来られて、早速内視鏡が挿入されます。
最初に抵抗を感じ、その後も腹部が時々押された感覚になりますが、鎮静剤のせいか痛くないのはもちろん、不快にも感じません。普通の時は肛門鏡を入れられるのも苦痛なので、やっぱり効果あるんだなあと。
無事挿入された後も、大腸の途中で曲がりくねったところ(S状結腸など)があり、そこが難所なのですが、「少しグッと押し込まれる感じになりますよ」と言われた後、「なんか押されてるなあ…」って思った程度でしたし。鎮静剤なかったらキツかったんだろうなあと。

カメラからはどんどん先に進んでいく風景が映し出されていましたが、映像は鮮明でしたし、大腸の中そのものもきれいでした。生まれてから初めて大掃除した大腸を見て、洗浄頑張った甲斐あったなあと。

そしてあっという間にカメラは最奥まで進み、大腸の一番最初の地点(回腸)まで辿り着きました。
「これから戻りながら検査していきますね」と言われ、確認開始。カメラが少しずつ後退しつつ、周りを観察。こびりついた感じで洗浄しきれなかった部分はカメラの先から水を噴射し、そぎ落としていました。

確認作業の中で血管が浮いているような所や、たまに黒く変色した部分があったりしました。終わりに近づきつつあってもポリープのような突起物もなく、カメラが抜かれて終了しました。
検査に掛かった時間は準備も含めると大体20分ぐらいで、あっという間に感じたなあと。
終わったときに「きれいな大腸でした」と言われたので、もしかして異常無し?と思いましたが、診断結果は鎮静剤の効果が収まった後にとのこと。

ズボンを履き直した後、看護師さんに手を引かれて点滴のスタンドをガラガラ押しながら簡易ベッドへ移動。ここで点滴が切れるまで休憩です。
ここでもぼーっとしている感じが続きましたが特に眠くはなく、スマホをいじりつつ横になっていました。
点滴が切れたのを見てナースコールのボタンを押して休憩終了です。ぼーっとした感じはほぼ回復。
休憩は大体40分ぐらいで終わりましたが、コンディションは個人差がありますし、長く時間を取る病院もあるみたいです。

 

その後、ドキドキの診断結果ですが、まさかの「異常なし」でした。
その旨と、大腸の写真を数点ピックアップされたものがありますがいずれも素人目でも問題なさそう感じでした。

検査結果。「異常なし」でホッとしました。大腸の写真もありますがグロテスクなので省略…。
検査結果。「異常なし」でホッとしました。大腸の写真もありますがグロテスクなので省略…。

…ということで、ポリープでも無ければ大腸がんでも無いということで一安心しました。

「じゃ潜血検査の陽性は何だったのだろう?」と思いますが、今年はダイエットのために野菜や豆類などの食物繊維を多く摂取したので大腸に負担が掛かったのかな?と。でもそんな事で出血はしないでしょうし、謎です…。

検査で問題が無い場合は、食事制限も無く普段通りに過ごせます(但し、鎮静剤投与の場合は車の運転は終日不可)。
とにかく空腹だったので、遅い昼食を取りに行きました。
病院を出たときで酒酔いから冷めつつあるといった感じの感覚で、鎮静効果は抜け切れていない感じでしたが問題無く動けるのはもちろん、食欲は十分です。

検査後にラーメンを食べに行きました。前日から殆ど食べていなかったので胃に染み込むような感覚で空腹が満たされました。健康って良いなあ…。
検査後にラーメンを食べに行きました。前日から殆ど食べていなかったので胃に染み込むような感覚で空腹が満たされました。健康って良いなあ…。

検査のため腸を空気で膨らませるのでガスが出やすかったり、腹部の違和感が出ると説明がありましたが、特にそういう感じはありませんでした。
入浴も普通に出来ますが、夜の入浴の頃には鎮静作用も無くなったのか挿入した部分が痛く感じました。
負担が掛かるから仕方ない事ですが、翌日にはなんともなくなりました。

 

正直初めての大腸検査は不安でしたが、検査は特に苦痛には感じなかったので次回以降は楽に臨めそうです。
でもあの下剤&洗浄剤は辛いしなあ…。来年の潜血検査は陰性であることを望みたいです…。

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