珪藻土バスマットを買う。

2020/12/29追記
本記事で紹介している珪藻土マットは基準を超えるアスベストが含まれていることが判明したため、自主回収となっています。(現在発売されているものは対象外)
回収方法については別途レポートをしておりますので、興味がある方はご参考にしてください。

洗面所の風呂場のマットがへたってきたので買い換えようと思ったので、ずっと気になってた珪藻土マットに変えてみました。

モノはニトリの珪藻土マットで、サイズは40×55cmのものです。
当時「敬老の日セール」ということで、半額の1473円で買ってお買い得だなと思いましたが、ニトリのオンラインストアでも常に同じ値段で売ってるみたいでした…。
あまりお行儀の宜しくない売り方だなあ…と。まあ安いから良いのですが。

ニトリの珪藻土マット。40×55cmのサイズを買いました。3サイズある内の真ん中のサイズ。

ニトリの珪藻土マット。40×55cmのサイズを買いました。3サイズある内の真ん中のサイズ。

ニトリでは29×39cm、40×55cm、50×70cmの3サイズありますが、真ん中の40×55cmのを買いました。バスマットなので大きい方が良いのですが、大きいのは持ち帰りづらいのと、そもそも洗面所には大きすぎるかなと思って真ん中の40×55cmにしました。

それでも大きく感じて持ち帰りのときの存在感…。しかも割れやすいので慎重にする必要があります。
車で持ち帰るときも色んなものの下敷きにするのはやめた方が良いかもしれませんし、通販だと雑に扱われたら簡単に割れそうなのですがどうなのでしょう。

持ち帰って早速置いてみましたが、実際に置いてみると持ち帰るときは大きく感じたものも意外に小さく感じます。もう少し大きいのにしたら良かったかなあ…と。

実際に置いてみたところ。一枚板なので柄物のバスマットよりも寂しく見えます。あと思ったより小さく感じます。

実際に置いてみたところ。一枚板なので柄物のバスマットよりも寂しく見えます。あと思ったより小さく感じます。

付属品として紙やすりがありました。使っているうちに吸湿性が悪くなるのと、汚れた場合に削ってきれいにするためです。
紙やすりは400番で細かめのものです。滑らかな状態は維持できそうですが、あまり深く削れなさそうです。240番ぐらいが良い気がします。
そもそも付属の量だと一部分しか使えない量なので、全体をリフレッシュするには別で買った方が良いと思います。100均でも複数枚の番手のセットが買えますし。

店頭では2タイプあって、滑り止め有りと無しに分かれていて、こちらは無しのタイプです。説明には「別途滑り止めをして下さい」と書いていましたが、石なので滑る感じは皆無です。

それでも一応、昔同じニトリでカーペットを買ったとき吸着タイプの滑り止めテープを買ったときに余ったものが有りましたので貼り付けてみました。

カーペットのずれ防止テープ。吸着タイプで、粘着性はありません。

カーペットのずれ防止テープ。吸着タイプで、粘着性はありません。

このテープは接地面にミクロの吸盤があり吸着して固定するタイプで、粘着はしませんのでノリが残ったり劣化したりしない優れものです。
…ただ、洗面所の床が滑らかで、吸盤の食いつきが良すぎて持ち上げられなくなりました(汗) 引き剥がすのも困難で、下手に力任せに引っ張ると割れそうです。

結局、吸盤の力は横に弱いので、斜めにゆっくり長く力を入れて吸盤に空気を入れる感覚で持ち上げるのに成功しました。このタイプの滑り止めは貼らない方が良いです。
ゴム足とかでも良さそうですが、四隅を浮かせてしまうと体重が加わると割れそうなので、薄くする必要があったり難しいそうですので、滑り止めが欲しい場合は最初から付いているタイプの方が良いと思います。前述の通り、滑り止め無しでも滑る感じも無く普通に使えますし。

実際の使い勝手ですが、実際にお風呂に入って、上がって試運転です。

お風呂から上がって使用後の状態。水をよく吸っています。

お風呂から上がって使用後の状態。水をよく吸っています。

初めての珪藻土マットの感覚ですが、足裏の水が徐々に吸われる感触で、たしかに足裏の水が無くなりました。そのまま床に載ってもべたつきはありません。
ただ、足の甲の水は当然残っているので床に足を乗せるのは感覚的に躊躇してしまいます。足を拭くのに変わりは無いですが。

スッキリしていい感じではありますが、やはりマットのサイズが小さいので体の付着した水がマットの外にオーバーしてしまいます。もう少し大きいサイズを買えば良かったなと改めて思います。

あと、足触りが固いのと石膏のような粉っぽさが気になります。これは珪藻土の宿命なのでどうしようもないかなあと。よく言われている「ひんやりしすぎる」感じはたいしたことは無く、違和感さえ無くなれば冬場でも普通に使えると思います。

すぐに乾燥するので布マットと比較してメンテナンスフリーなのは良いですが、かなり汚れやすいです。色水にも弱く、買って1ヶ月弱で汚れが目立つようになりました。
珪藻土マットは探せば柄が描かれた物もありますので(一番下の写真参照)、こういうモノを選べば汚れは目立たないかもしれません。

あと、吸湿も鈍くなりますのでこういうときに前述の紙やすりの出番ですが、全面磨くのが手間です。なお、削るとかなり細かい粉塵が出ていかにも体に悪そうなので作業するときはマスクをつけたほうが良いと思います。

そんな感じで一長一短ですが、布マットと比較して確実に勝っている点が「吸湿性」「匂いが無い」というところです。
次買うとしたらもっと大きいタイプかなあ…。買い換えたら古い方はクローゼットの湿気取りに使えるかな?

オマケになりますが、珪藻土コースターも同時に買いました。

珪藻土コースター。ニトリで185円でした。珪藻土入門としてはお手頃な値段です。

珪藻土コースター。ニトリで185円でした。珪藻土入門としてはお手頃な値段です。

珪藻土グッズはマットだけでなく、このようにコースターとか、シュガースプーン、歯ブラシ立てとか珪藻土グッズが多く見られるようになりました。
「シュガースプーンって何の役に立つんだろう?」と思ったら、器の中に入れっぱなしにしておけば湿気防止になるのだとか。同じ目的でブロック状になった珪藻土もあったりします。

で、コースターはかなり重宝するだろうと思ったら、あくまでコップ底の部分”のみ”吸湿するだけです。側面の水滴は持ち上げた途端に水滴が垂れてしまうであまり意味も無いですし、コースターがざらざらなのでコップを載せたままずらすとテーブルが傷つきそうですし、コップ自体も載せたりずらすとザラザラというかガリガリした感触なのでイマイチです。
買った失敗したなあ…。

コメント