FOSTEXのボリュームコントローラを分解。

ちょうど3年前に購入したFOSTEXのUSBオーディオ兼ボリュームコントローラPC100USB-HRの調子が悪くなりました。

FOSTEX PC100USB-HR。24bit/96kHzのいわゆるハイレゾ対応です。結局3年経って聞き比べても分かりませんが(汗)ちなみにスピーカーもFOSTEXです。

スピーカーのL側が出力されない症状で、ヘッドフォン出力は問題無いですし、スピーカー側を別のオーディオソースに差しても問題無く鳴るので、ボリューム側の端子の接触が悪くなったんだろうなと。

そもそもヘッドフォン出力も当初からガリが多く、「接点復活剤」を掛けてだましだまし使っていました。

接点復活剤というのは、潤滑油と炭素の粉末が入ったスプレーです。音響用は結構高いです…。

ヘッドフォンは抜き差ししているので仕方ないかなと思いますが、スピーカーの端子は差し替える事も無くそのままの状態です。
こういう症状は端子の基板側のハンダクラックとかかなと思って分解して基板を見てみることに。
分解は当然自己責任です…というかもう3年経っていますし壊れても仕方ないかなと。

…ということでさくっと分解です。ネジとナットを外すだけですが、金属ケースがキツキツで開けにくかったです。
部品実装面はかなりの集積度です。

部品を調べてみると、誇らしげでいかにも音が良さそうな金色のコンデンサはニチコン製の「FineGold」、一番大きなチップの「SA9032A」ってのが24bit/96kHz対応のUSBデコーダー、コンデンサの影に隠れてる「OP1652」はオペアンプです。
オーディオに拘る人はコンデンサはもちろんオペアンプも載せ替えたりすることも多いですが、わたしはそこまで詳しくないので…。ただ、値段相応の作りはしているなと分解して初めて思いました。

肝心の端子ですが、特にクラックは見当たりませんでした。ただ、接点復活剤の使いすぎで潤滑油が付着していました。基板に飛沫が付着していたぐらいだったので、復活剤の厚塗りのせいかなと思いました。

とりあえず、基板側のハンダ面に接点復活剤をごく少量付着させて、ケースに戻した後、端子をアルコールで脱脂した後に”少々”接点復活剤を付けました。

綿棒とアルコールを使って中をグリグリと脱脂。その後、接点復活剤は直接吹きかけずに、綿棒に付けてから同じように馴染ませるようにグリグリと。

L側はもちろん、R側も同じようにしてからスピーカーを再接続すると、元の状態に復活しました。念入りにしたのですぐ劣化しないとは思いますが、今後は分解せずともこの方法でリカバリできそうです。

コンパクトかつ手元でボリュームをコントロールできるのはコレしかないので助かったものの、
もし復活しなかったら新モデル(PC100USB-HR2)かなあと思いましたが、ボディカラーが変わっただけで基本機能は変わらないって公式が言ってるからなあ…。さりげなく定価が上がっていますし。長く使えたら良いなあ…と。



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