(前編からの続き)
一夜明けてですが、結局スキーはお互い困難なケガということで中止としました。ゲレンデ近くの宿なので苦渋の決断です。1ヶ月前に予約入れたスキーレンタルに謝りのキャンセルの電話を入れることに。キャンセル料は発生しないものの申し訳ない気持ちです。
とりあえず「昨日は大丈夫」とスルーしていたものの、結局麓まで降りてドラッグストアで痛み止めの塗り薬を購入することに。その前に初めての車の雪かき。

道路もそれなりに積雪していましたが、麓はカラカラの状態で雪一つ無いどころか陽気で暖かかったです。
ドラッグストアで事を済ませたもののそのまま戻るのもアレなので、近くの諏訪湖でも見に行こうかと車を走らせました。スキーではなく一般の観光です。
諏訪湖は以前高速道路のSAから一望しましたが、近くまで行くのは初めてです。
近くに「間欠泉センター」という施設があり、一定の時間間欠泉が吹き出すのを見ることが出来ます。
丁度時間だったので屋外で見ることに。しかし間欠泉ってそんなに時間都合良く噴くモノだろうか…と思ったら、あちこちの説明書きや間欠泉センターのホームページを見ると、昔は50メートルぐらい勢いよく噴出していましたがやがて噴出しなくなり、今はコンプレッサーで人工的に噴出させているとのことです。
つまり公園にある噴水と変わらないという…。
少し微妙な気分ですが、それでも時間になると人がかなり集まりショーのような雰囲気に。
そして時間になると徐々に吹き出し温泉は空高く吹き上がりました。
温泉で作ったゆで卵(温泉卵ではなく固ゆで)を売店で買って遅い昼食代わりに食べてから、センターの中のオルゴールやら映画ロケの写真パネルやセット類の展示を見た後で外を散策していると、足湯とかもありました。
…が、そのそばに面白いモノを見つけました。
これは噂の「足つぼロード」です。予想通り寂れて誰も居ないですが 、足湯の横にあったので湯上がりにコレを一周したら良い感じになりそうです。
足湯には入ってませんが、興味はあるので靴を脱いで歩いてみることに。……が、めちゃくちゃ痛いです…
結局最初の4枚分のタイル相当でリタイヤしました…。
去った後にわたしのリアクションを見て芸人みたいだと笑っていた家族の集団がみんなで挑戦していました。やはり誰かチャレンジしないと、この楽しさは伝わらない…。
足湯ではなく温泉そのものに入りたいと、貸切風呂はないかと諏訪湖近くの温泉を調べましたが、予約でいっぱいとのこと。調べた結果、蓼科に存在することが分かったので来た道を戻ることに。
そこは本来は宿泊施設なのですが、日帰り用として開放されており、貸し切り風呂も存在しているとのこと。
蓼科のメインロードから外れて細くてアイスバーン気味の道をしばらく走るとそこはありました。

外観は普通の旅館っぽいなと思いましたが、中に入ると落ち着いたホテルのようなフロントと、奥の方は書物やソファなど落ち着いた家具でフォトジェニックな雰囲気でした。文学が好きな人や”映え”を気にする人には大好物のスポットで、実際連れの者も「泊まってみたい」と言っていましたし、Webサイトを見てみると部屋の雰囲気も良さそうな感じです。
で、貸切風呂ですが、通常の大浴場のオプション扱いだったので追加料金を払うシステムとのこと。貸切風呂にしては変わってるなあ…と思ったら、入るところも大浴場から大きく離れた所にあってドアを開けると湯船がデーンと…。
「貸切風呂」というと脱衣所や洗い場もセットというイメージでしたが、ここは湯船兼脱衣所で洗い場も無く、脇に脱衣かごがあるだけでびっくりしました。しかも吹きさらしなので風がめちゃくちゃ寒いです(汗)
石油ストーブも脇にありましたが焼け石に水…。
なんかガッカリしましたが勿体ないので入ると、泉質はなかなか良い感じです。弱酸性ということで肌が良い感じにつるつるに。頭寒足熱という事もあってスッキリします……が寒い(汗)
結局一旦服を着てフロントに鍵を返してから大浴場に直行したことのは言うまでも無いです。貸切風呂を今後探す時は慎重にしなければ。
そんな感じでスキー代替観光となりましたが、冬の長野もいいなと思いました。やはり旅行は同じ場所でも四季の移り変わりを味わうべきだなあと。雪道も無事走行できましたし行動範囲が広がりました。来年リベンジしたいなあ…。スケートはもっと後になりそうですが(汗)
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