ソニーブラビアX8500FにBluetoothスピーカー接続。

前のレポから少し日が経ちましたが、その続きです。

このX8500FはBluetoothで音声出力が出来る機能が含まれているので、下位のX7500Fより便利かなと思って選びました。倍速駆動とかそっちのけで。

ソニーの推奨の使い方としてはBluetoothヘッドフォンで接続ですが、わたしは手元スピーカーの代わりにBluetoothスピーカーを接続してみました。

「手元スピーカー」ってなんか年寄り臭い…と思われそうですが、ウチは基本的にリビングに置いたテレビを5メートルぐらい先のダイニングテーブルから見ることが多く、音が届きづらかったりします。
音量を上げるにしても壁の薄いマンションなので近所迷惑にならないようにダイニングテーブルに手元スピーカーがあればなあ…と思っていましたので丁度良いタイミングです。

一般的な手元スピーカーはコードで接続ですが、Bluetoothなので無線ですし、大抵のBluetoothスピーカーはバッテリー内蔵ですので気軽に使えそうです。

…ということで、まずはBluetoothスピーカーを調達です。なるべく安く上げたいのでブランドは問わず、携帯ラジオみたいなキンキンした音は避けたいと、しっかり低音が出そうなモノをチョイスしました。

Amazonで重低音をウリにしている謎のメーカーのBluetoothスピーカーを購入。
サイズは大きめで500mlペットボトル以上ですし、重さもまあまあ有ります。

Tronsmartっていう知らないメーカーのBluetoothスピーカーです。3790円でした。
Bluetoothスピーカーとしてはやや大ぶりで、500mlペットボトルを一回り大きくしたぐらいのサイズです。ただ、重低音をウリにしているのでこのぐらいの容積は仕方ないかと。外へ持ち運びするわけでも無いですし、大きい分バッテリー持ちも15時間と、かなり良いです。

不満だったのが「新品」って書いてるのにパッケージ開封済だったことぐらいですが、Amazon扱いの某国系メーカーではよくあることなのでこの際目をつぶります…。
この手のものは在庫が無くなれば入手が難しくなりますが、似たようなモノが別のブランドでそのうち売られるのも特徴です。

まずはテストでスマホに接続しようとしましたが、Bluetoothスピーカーの電源を入れた時のオープニング音(?)が少々大きくてびっくりしました。籠もった感じの重低音ということがスマホに繋げるまでもなく分かりました

ただ、実際にスマホで音楽を流してみると、籠もっているとはいえ悪くは無い感じです。
小型のBluetoothスピーカーだと中音だけで味気無い音になりがちですが、こちらはしっかり低音が出ています。音量を上げれば籠もった感じもマシになってゴキゲンなサウンドになります。ダンス系とかユーロビート系のサウンドと相性が良さそうな。アウトドアユースでかなり良いスピーカーに化けると思います(但しこのスピーカーは非防水)。

あと、一応ステレオ再生に対応しているみたいですが、大きめ筐体とはいえセパレーションはイマイチです。
そこまで求める場合は素直にサウンドバーを買えばいいかな…と。 今後の耐久性次第ですが、3790円分の仕事としては十分…というか当たりハズレが激しいAmazon扱いの某国系メーカー品では”当たり”寄りの品かなと。

…とBluetoothスピーカー自体のテスト&レポをしたところでメインであるブラビアに繋げてみます。

接続はAndroidTVなのでAndroidのスマホのようにメニューを開いてBluetoothの画面でペアリングすることが出来ます。

こんな感じで簡単にペアリングできます。
なお、「SONY TV RC MIC 001」というのはリモコン内蔵マイクで、購入時からペアリング済です。リモコンそのものの操作は赤外線ですが…。

で、肝心の出音ですが、テストでややブーミーに感じたのでテレビ番組にはバランス悪いかなと思いましたが、意外や意外で結構良い感じです。

男声が際立っていますが、通常のテレビのスピーカーだとボソボソ聞こえづらい音域ではあるので聞き取りやすくなります。BGMも良い感じで鳴らしてくれますし、ドラマや映画にも相性の良いサウンドです。
Bluetoothスピーカーは無線&バッテリー内蔵なのでダイニングテーブルとかキッチンとか、リビングの視聴ポジションに合わせるとか自由に動かせますしやっぱり無線はいいなあと。

ただ欠点があって、Bluetooth特有の遅延が大きく感じます。
スポーツ番組はもちろん、普通の番組でも気になりますし、ゲームはまず使いづらいと思います。

このXF8500では「A2DP」(SBC)にしか対応しておらず、遅延が少ないAACやAptXに対応していませんし、XF8500の仕様書で「LDAC未対応」とも書かれています。本体側がこのような状態なのでBluetoothスピーカーを変えても遅延は免れません。

最新の2019年モデルだとAACとかAptX、LDACに対応しているのかなと思ったら、2018年モデルと変わらずそのまま(有機ELのハイエンドモデル含む)でしたので、Bluetoothサウンドを使おうと思っている場合は注意する必要があります。

ただ、手軽な手元スピーカーとして十分機能していますので満足です。上記の通りご年配の方で無くても十分使えます。Bluetoothスピーカーは安いものでしたら1000円ちょっとから手に入りますし、試してみては如何でしょうか。

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