スポンサーリンク

高級&安物カラオケマイク歌い比べレポート

ヒトカラデビューから2年経ったというのは先日書きましたが、そのヒトカラデビュー早々にマイマイクを購入しました。そしてその1年後に2本目のマイクを購入して、マイマイクを2本持っている状態です。

最初のマイクは、2年前の2017年7月にAmazonで一番安かった「CM-2000」という当時1600円で買ったマイクで、もう一方がその1年後2018年7月に買ったAUDIXの「OM3S」というマイクです。価格は当時17000円だったので、最初のマイクが10本買えてしまうぐらいの価格差です。

左が「OM3S」、右が「CM-2000」です。
価格差は10倍以上だったりします。

「ヒトカラデビュー早々マイマイクとは生意気な…」と言われそうですが、そもそものきっかけは、安いカラオケ屋に行ってマイクから悪臭がきつく、早々にマイマイクデビューが決定しました。
悪臭でなくても風邪菌などがうつって喉が痛くならずに済みますし、グリルに唇が付くような歌い方もマイマイクなら (マナー的な意味で) 気兼ねなく出来ます。

実際の利用ですが、DAMなら前面にマイク端子があるので接続すれば大抵使えます(内部のボリュームで最小にしている等使えない場合もあり)。
JOYSOUNDは現在の最新機種である「JOYSOUND MAX GO」であれば前回のレポのように前面にマイク端子が1つあるので差して使うことが出来ます。それ以前の機種は背面に端子はあるのですが、一般客がアクセスするべき所ではないのでオススメしません(やったことも無し)。

なお、マイクを抜き差しする時は、事前に本体側のマイクのボリュームを「0」にします。コレを怠ると機器(本体・スピーカー等)が破損する恐れがありますので絶対に守りましょう。

話を2本のマイクに戻しますが、まず安物の「CM-2000」についてですが、これはSHUREの「SM58」を模したマイクといわれていますが、本物を使ったことが無いので違いは分からず。

ただ、レビューでは「点数がアップした」とか「100点が出る」とか怪しいモノが多いです。
わたしがこのマイクをチョイスしたのも、当時DAMで80点台すら怪しかった時代で、「点数が上がるなら試してみようかな」と軽い気持ちで買いました。ダメダメでも被害額1600円なら許せるかなと。

しかもこの価格でマイクケーブル付きです……が、外皮のビニールが固く変なクセが付いたり劣化が早くねちゃ付いたりとかオマケ程度のモノでした。後にオーディオテクニカ製のマイクケーブル(マイクより高い…)を購入してそっちをずっと使っています。

CM-2000デビュー当時。確かハウスマイクより2点~4点ぐらい上がってた気がします。

気になる出音ですが、ちゃんとマイクとして使えました。

……当たり前のようですが(汗) この手のモノは初期不良も多いので油断できません。

音質は中音域がかなり強いです。感度は高く小声でもしっかり拾ってくれますし、各種テクニック(「しゃくり」や「こぶし」等)も反映されやすいです。おそらくその辺が「点数が高く」なる根拠なのかと思います。ただ、その分ブレスノイズなどの雑音も拾ってしまい、安定性に欠ける感じがします。

あと、出音が中音域メインで高音が薄く、音も固いので歌っていて気持ち良さに欠けます。カラオケ本体側のエフェクトの設定である程度改善できますが、プリセットでは物足りず、カスタムで細かく設定しないと気になる人は気になるかもしれません。
このように気になる点は多いですが、まあ1600円だしなあ…と許せる気はします。

方や「OM3S」の方はAUDIXというマイクメーカーの製品で、実績もありますし情報が豊富で安心して買うことが出来ました。現在は愛用のマイクになっています。こちらはマイクケーブルは別なので別途購入する必要があります(わたしは前述のマイクケーブルを継続で使用)。

このマイクはデザインが個性的で、握りの部分が細身です(そのためマイクスタンドに付けるホルダーも付属)。長時間歌っていると手が痛くなります。

「OM3S」。「OM3」との違いはスイッチの有無で、価格差もありますですが、やはり必要かと。

肝心の音質ですが、低音から高音まで的確に拾い、気持ちの良い音質です。OMシリーズは女性ボーカル(高音)に強いと言われているので、たしかに女性にオススメですが、低音もしっかり拾うので男性でも全然問題無いです。

ただ、指向性がかなり強く、少しでもスイートスポットから外れると音が小さくなります。故に声量が大きめでないとこのマイクを生かせない気がします。わたしは声量が小さめですし、スイートスポットがなかなか見つからず最初は結構苦労しましたが、今は愛用のマイクです。

…ということで、マイクを買うのなら「OM3S」がオススメです。声量が大きく高音の方は尚更……ってだけだと説得力に欠けるので、実際にDAMの「精密採点DX G」で歌った結果を載せておきます。
フィーリングよりも数字が…という人も多いと思いますので。

サンプルの曲はわたしが歌い慣れているもので……全然参考にならない個性的なラインナップで恐縮です(汗)

曲タイトルオリジナル歌手全国平均自己ベスト
天野月(天野月子)83.88088.864(+4.984)
やぶれかぶれ島谷ひとみ82.00083.660(+1.660)
It’s A Long Road Dan Hill79.42887.653(+8.225)
遠い海から来たあなた武田鉄矢82.29291.538(+9.246)
Mona Lisa島谷ひとみ87.19591.492(+4.297)
行かないで玉置浩二83.74591.225(+7.480)
Scarborough FairSimon & Garfunkel82.72090.410(+7.690)

※全国平均は2019年7月27日現在

まずはCM-2000の結果です。CM-2000で歌ったのは1年振りなので懐かしさもあり違和感もありで結構面白かったです。1年前と少々は歌唱レベルも変わってるので得点が楽しみでしたし。

CM-2000点数音程(参考)しゃくりこぶしフォールビブラート
86.03782%30204
やぶれかぶれ82.94978%4116219
It’s A Long Road 86.20783%19446
遠い海から来たあなた87.64385%14006
Mona Lisa88.13579%18408
行かないで83.31278%11008
Scarborough Fair89.27287%10206

前記の通り、各種テクニックはかなり拾ってくれます。ただ、ムダな音まで拾っているのかレーダチャートの「安定性」がやや低めに出ます。

そして普段使うようになったOM3ですが…

OM3S点数CM-2000比音程(参考)しゃくりこぶしフォールビブラート
85.404-0.63379%22106
やぶれかぶれ82.606-0.34377%191719
It’s A Long Road 85.932-0.27482%13265
遠い海から来たあなた86.807-0.83583%7102
Mona Lisa86.044-2.09177%9306
行かないで89.420+6.10881%12107
Scarborough Fair90.231+0.95888%11505

意外なことにほぼマイナスの結果となりました…。
ただ、これはマイクが悪いわけで無く、「音程」による部分が大きいと思われます。つまり自分のせいということで…。音程のパーセンテージを考慮するとほぼ誤差の範囲といえます(下3曲を除く)。

注目できる点としては、テクニック関係が控えめな数字(特にしゃくり)になっています。CM-2000とは正反対で、ムダな音を拾わない分、安定性が増していると考えられます。各テクニックについても回数より質が重要なので、音程のマイナス分をある程度カバーした(=音程の数字が同一であればOM3Sが高い)という見方もできます。

ビフォー・アフター例。+0.61点分は音程ボーナスです。コメントが珍しく全く同じ…。
ビフォー・アフター例その2。-0.262点分は音程ボーナスなので実質差は無しです。レーダチャートはOM3Sの方が理想の形で、安定性は全体的に良好でした。

…ということで、初心者で「初マイマイクでとにかく得点狙い」という方は「CM-2000」でも良いかなと思います。普段の得点がDAMで80点以下でしたらハウスマイクより得点が出る場合が多いです。点数だけ見れば高いマイクと比較しても差はあまりないです。

ただ、出音としてはハウスマイクと比較してもあまり良いモノではないですし、経験者である程度の点数(DAMで85点以上)が出せる場合はあまり得点の差が出ないと思いますので最初から上位のマイクを選んだ方が良いと思います(安いのでお試し程度の感覚なら問題無いですが)。

結論として「100点が出る」という怪しいレビューの主は、どんなマイクでも100点出せる歌唱力を持っているということで(汗)

マイクはヘッドフォンなどのようにお試しができないので上位のものは悩みますが、色々なレビューを見たり、カラオケ仲間が居たら尋ねてみたり試させて貰ったりしたほうが良いです。
わたしも「OM3S」は色々なレビューや出音の動画などのサンプルを聞いて選び、実際に使って気に入りましたし。マイマイクでカラオケの楽しみが増えると思います。

※わたしの記録履歴や録音など「DAM★とも」はこちら

コメント