カラオケマイク歌い比べレポート番外編

先日「高級&安物カラオケマイク歌い比べレポート」を公開しましたが、その続編ということで、さらにワンランク上のマイクを試してみました。

カラオケでコンデンサマイク。(ポップガード付き)

カラオケというよりレコーディングスタジオっぽいですが、最近このようなヒトカラスペースが増えています。

全国にある「カラオケ まねきねこ」を運営している企業がヒトカラ専門店の「ワンカラ」という個室ブースを備えた店を運営していますし、漫画喫茶で有名な「快活CLUB」の一部の店舗で「ワンツーカラオケ」というブースタイプの部屋(2人まで入室可)があります。いずれもコンデンサマイクが備え付けられており、メロディはヘッドフォンで聴いて歌うといういつもと一味違ったカラオケが楽しめます。

コンデンサマイクはミキサーから外部電源(ファンタム電源)を供給する必要があり、普通のカラオケ屋でマイマイクを持ち込む感覚のようにはいかず、元から設備が整った施設が必須です。ミキサーがあるということで出力端子を生かしてレコーディングしたり配信の拠点として使えそうですが、隣との壁が薄いのでちょっと難しいです(この辺については後述)。

コンデンサマイクはハンドマイクに比べ指向性が低く、かなり高感度で些細な音も拾います。初めての場合は足音や椅子の軋む音、ドリンクバーのコップを置いた音とかで新鮮な気分になること請け合いです。なお、このタイプのカラオケはヘッドフォンが推奨(店によっては必須)ですが、音量を注意してから装着しないと耳を痛めますので注意です。

…ということで早速ですが、前回同様、DAMの「精密採点DX G」で歌ったサンプルを改めておさらい。(個性的なラインナップ)

曲タイトルオリジナル歌手全国平均自己ベスト
天野月(天野月子)83.88088.864(+4.984)
やぶれかぶれ島谷ひとみ82.00083.660(+1.660)
It’s A Long Road Dan Hill79.42887.653(+8.225)
遠い海から来たあなた武田鉄矢82.29291.538(+9.246)
Mona Lisa島谷ひとみ87.19591.492(+4.297)
行かないで玉置浩二83.74591.225(+7.480)
Scarborough FairSimon & Garfunkel82.72090.410(+7.690)

※全国平均は2019年7月27日現在

コレをコンデンサマイクで歌ってみました。「前回比」は前回マイクレポのマイマイク(OM3)との比較です。

コンデンサマイク点数前回比音程(参考)しゃくりこぶしフォールビブラート
87.144+1.74079%226011
やぶれかぶれ83.130+0.52478%252116
It’s A Long Road 86.674+0.74279%205211
遠い海から来たあなた88.428+1.62185%10905
Mona Lisa87.044+1.00078%14804
行かないで89.165-0.25584%7404
Scarborough Fair90.809+0.57888%11914

なかなか良好な結果です。特に表現力が高めに出ます。息づかいなどもうまく拾いますので全体的に高めに出ると思います。

90点ですが前回のマイマイクよりも+0.5点アップで自己ベスト更新です。

ただし欠点もあり、上記のリザルド画面のとおり安定性が悪化する傾向になりました。
これは先ほどの裏返しで、ブレもしっかり拾うので、抑揚を付けすぎたり、ビブラートの精度が悪いとイマイチな結果になります。

あと、もう一つ問題があり、コンデンサマイクが隣室の音をかなり拾います…。
スピーカー出力(しかも大音量)する人が多く、ヘッドフォンユーザは少数派なのだなあと。スピーカーが無くヘッドフォン出力のみの店もありますが少数です。音程のバーが急に変な位置に動いたりして結構ストレスです。ミキサーで入力レベルを調整すれば良いのですがそれでも限界だったりします。

…ということで、途中でマイマイク(OM3)を接続してコンデンサマイクとの比較ついでに歌いました。ハンドマイクの場合は指向性が狭いので隣の音を拾うことはありません。なお、ヘッドフォンはしたままです。

OM3+ヘッドフォン点数上記比音程(参考)しゃくりこぶしフォールビブラート
It’s A Long Road 86.708+0.03482%15097
遠い海から来たあなた91.738+3.31086%8104
Scarborough Fair91.749+0.94087%7107

サンプル曲は一部しか歌っていませんが、コンデンサマイクより全体的に高く出ました。
得点が高くなった理由としてはノイズ(環境音に限らず)が減った事に加え、ヘッドフォンでメロディや自分の声が捉えやすいことが大きいと思います。

…ということでヘッドフォンだと練習になると思って普通のカラオケ屋でアンプにヘッドフォン繋げてみましたが聞こえませんでした。…何故なのでしょう?(汗)

さっき更新した自己ベストをさらに更新して自己最高得点(全曲中)となりました。
ヘッドフォンは練習になるので是非カラオケ屋に備え付けて欲しいところです。
普段はなかなかDAMで90点取れないのですが、今回は量産できました。

この結果を踏まえると、コンデンサマイクは繊細な声や息づかいもしっかり捉え表現の幅が広がりますし、両手がフリーになるので声が出しやすくなりますが、声量が少なかったり細い声だと不安定になりやすい上に、環境によってはノイズを拾いやすいという諸刃の剣ということが分かりました。

ベストなのは人が少ない時ですが、近所のコンデンサマイクを扱っているカラオケ屋は常に盛況の状態です…。場所によっては閑散としていると聞きますが、羨ましいです。

ただ、得点はひとまずおいといて、普段のカラオケとひと味違うコンデンサマイクで歌うのは楽しいです。
ヒトカラーで機会があれば是非。

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