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6年ちょっとぶりの自作PC。

先日自作パソコンをリプレースしました。
マイPCは以前は2~3年スパンで組み替えていましたが、今回は2013年12月以来の6年オーバーです。毎年のように「組み替えようかな」と思いつつ「性能に不満がないからいいや」の繰り返しでやっと踏ん切りがついたということで。

完成した新PC。ケースの色が個性的&アルミ素材で気に入っています。

ちなみに今までのPCはこんな感じです。当時と変わったのは3年前に買ったグラフィックボード(GeForce GTX 1050)だけです。

2013年自作PCスペック
  • CPU:Intel Core i7-4770S (3.1GHz 4Core LGA1150)
  • メモリ:8GB(PC3-12800)
  • マザー:ASUSTeK H87I-PLUS(H87 Chipset)
  • グラフィックカード: ZOTAC GeForce GTX 1050(MEM:2GB)
  • DISK:(OS用)Intel SSD335 (180GB Read:500MB/s Write:450MB/s)
    (データ用)WESTERN DIGITAL WD5000LPVX(500GB SATA6.0Gb/s 5400rpm)
  • ケース:SilverStone SST-SG06BB-Lite/B (Mini-ITX)
  • 電源:MITY MITE SFX 400W(80PLUS GOLD)
  • OS: Windows10 Professional 64bit(当時のWin7 Proから無償アップグレード)

6年無故障で安定稼働していましたが、ブラウジングでも少々カクついてきているし、最近のPC事情も知りたいなということで。下記のようにいろいろ悩みながらこだわってみました。
この時が自作PCで一番楽しい部分なのですが、それだけに少々長文です…。申し訳ありません。

ケース

まずケースですが、最初は容積もデザインも気に入っていた現行のSilverStoneのケースを使いまわそうと思いましたが、自作関係のサイトを見て一目惚れしたケースがありましたのでそれを使いました。そのケースは「abee AS Enclosure RS01」というMini-ITX対応ケースですが、こちらは別記事で紹介しています。これだけで2万円ぐらいしました…。

CPU

次にCPUですが、今回はAMDのRYZENにしました。もともとAMD派でしたが、十数年前にIntel製のCPUのコスパがよくなってきたのでそれ以来IntelのCPUを使用するようになりました。
ただRYZENの評判が高いのと、Intel製のコスパが悪化しているので10年ぶりにAMDにチェンジです。
モノは「RYZEN5 3600」です。TDP65Wは守りたかったので。クロックやコア数は特にこだわりありませんでしたが、定格3.6GHzの6コア12スレッドと、Core i7ー4770Sと比較してパワーアップです。(しかし、買った直後に3600に比べて1万円安い「Ryzen5 3500」(6コア6スレッド)が発売されてガッカリしました…。)

マザーボード

CPUが決まれば次はマザーボードですが、チップセットがB450のマザーボードにしました。
第三世代のRYZENを使う場合X570がベストなのですが、X570でMini-ITXのボードは(現時点で)3種類ぐらいしかなく、いずれもゲーミングモデル扱いで高価です。PCIExpress4.0は特にいらないので前世代のB450で十分だなと。前世代のチップセットでも大体対応しているのがAMD系のCPUの良いところです。もちろんマザーボードのBIOSが対応していることが前提ですが、今回購入したマザーボードは対応済を謳っていました。

AMD 「RYZEN5 3600」とB450マザーボード。マザーはGIGABYTEの「B450 I AORUS PRO WIFI」を選びました。ゲーミング用らしいですが安価でした。
メモリ

メモリは16GBあれば十分なので8GB×2本です。
クロックは第三世代RYZEN5の規格に合わせてDDR4-3200(PC4-25600)です。オーバークロックメモリではなくMicron製のネイティブ仕様です。オーバークロックメモリだと無理している=不安定だったり相性が厳しいというイメージがあるので。
お値段は7720円でした。PCを自作するたびにメモリって安くなったと感じます…。

ストレージ(SSD)

SSDは今までSATAタイプを買っていましたが、マザーボードにM.2端子があるのでNVMeのものを購入しました。ケースの中はシンプルにしたくベイにSSDやHDDを入れたくないので、データ部分も十分賄えるよう1TBのものをチョイス。なお、マザーボードに専用のヒートシンクがついているのでSSD自体にヒートシンクがないモデルを選ぶ必要があります。

メーカーはいろいろあって悩みましたが、HPブランドのSSD(EX920)が14000円ぐらいでかなり安かったのでそれにしました。速度も公称リード3200MB/s・ライト1800MB/sで十分です。しかし他メーカーのものに比べて妙に安いのが気がかりです。HPEのSSD騒動が頭によぎりましたが気にしないことに…。

SSDとメモリ。どっちも安価ですが、それ故に不安になるのはなんでだろう…。
その他

今回のケースには電源は付属していませんが、元々電源は自分で選ぶタイプなので好ましいです。
CORSAIR製の450Wの静音SFX電源(SF450)を選びました。低負荷かつ低温の場合はファンが無回転になります。プラグイン電源なので不要なケーブルもないところが良いです。

CPUファンはRYZEN5に付いていますが、それは使わずにnoctua製のCPUファン(NH-L12S)を選びました。こちらも静音で有名ですが、Mini-ITXには似合わない大きめのサイズです。ケースファンを兼ねられたら更に静音にできるかなと目論んだためです。果たして結果やいかに。

最後にOSですが、当然Windows10です。今までProバージョンにしていましたが今回はHomeにしました。AD使うわけでもなくリモートデスクトップもグループポリシとかも使わないしなあ…ということでコスト優先で。

Win10のライセンスキーはスクラッチ形式でした。強く削ると剥がれて読めなくなるらしいのでかなり慎重に…。

…ということで、パーツはすべて揃いました。

なお、グラフィックカードは唯一前のPCから引継ぎです。現行と1世代前でそんなに古くありませんし、パワーは要らないかなとおもったので。

2020年自作PCスペック
  • CPU:AMD RYZEN5 3600 (3.6GHz 6Core 12Thread)
  • メモリ:16GB(PC4-25600 8GB×2 Crucial(Micron)製)
  • マザー:GIGABYTE B450I AORUS PRO WIFI(B450 Chipset)
  • グラフィックカード: ZOTAC GeForce GTX 1050(MEM:2GB)
  • DISK:HP SSD EX920 (1TB Read:3200MB/s Write:1800MB/s)
  • ケース:abee AS Enclosure RS01 AQUABLUE (Mini-ITX)
  • 電源:CORSAIR SF450(450W SFX)
  • OS:Windows10 Home 64bit
主要パーツ。CPUの箱より大きいnoctua製CPUファンの箱…。

なお、総額はOS込で約11万円です。
ケースが2万円だったりCPUファンや電源も一般より良いものをチョイスしているのでメインの部分以外にコストが掛かっています…。

…ということで、6年ぶりの組み立てです。シンプルに写真と解説で進めます。

電源はケース内に組み込むタイプでした。放熱が不利なので気になるところ。ケーブルが硬めで差すのに苦労しましたが何とかなりました。
noctuaのCPUファン固定用の金具に入れ替えた後、ファン付属のグリスを塗布。ちなみにわたしはグリス平塗り派で、要らない会員カードを使います。
SSDの取り付け。このマザーはヒートシンク&熱伝導シート付きなのでよく冷えそうに見えます。
CPUファン取り付け。かなりごついです。
なお、デフォルトではヒートシンク下にファンが付いていますが、ケースファンも兼ねさせるために上に替えました。
ケースにマザーボードを取り付け、各ケーブルを配線しましたが…ここで事件発生
CPU補助電源部分がものすごくギリギリで、マザーボードの背面パネルが入りませんでした。悩んだ結果、背面パネルは外側から両面テープで張り付けることに。固定が甘くなりますが仕方ないです。
旧PCから唯一引き継いだパーツ、GeForceGTX1050のビデオカード。ホコリだらけだったので可能な限り取り除いてから装着。
…ということで完成です。約3時間。やはり狭いケースだと時間が掛かります。

いろいろ苦労しつつも6年ぶりの自作を楽しみつつ、いよいよ動作確認です。
電源を入れるときに「動かなかったらどうしよう」とか「電源壊れないかな」と毎回ドキドキしますが、無事起動しました。作り始めてからの緊張がやっと解けた瞬間です。

無事起動。この状態だとCPUファンはほぼ無音ですし、電源ファンは低負荷のため無回転でした。

そしてその後OSを導入して、ある程度動かしました。
起動直後はほぼ無音なのですが、しばらく動かしていると音がし始めます。

理由は二つあって、一つはケースの気密性が高く熱が籠り始めると低負荷でも電源ファンが回ることと、もう一つはCPB(Intel製CPUでいうところのターボブースト)がかなり積極的で、アイドル時でもクロックが落ちませんし、ブラウザでページを開く処理でさえも定格以上にブーストしてその瞬間ファンが唸ります。
前者は仕方ないのですが(そもそも電源を内部に収めるケースの設計が理解できない…)、後者は結局CPBをBIOSでオフにしました。ブーストせずとも性能には十分満足しているので。パフォーマンスで人気が急上昇しているAMDのCPUですが、パワーマネージメントの上手さはIntelの方が一日の長があるなあと。

あと、ファンの速度調整はマザーボード付属のソフトでゲームを動かしながら、温度とファンの速度が程よい状態になるように調整しましたので音も満足なレベルとなりました。

CPU温度は前述のとおりCPBを切ったので全然問題ないのですが、やはり長時間稼働させると筐体内の温度が高くなる(アイドル時42~45度)のでCPUファンの回転数はやや速目に設定。ケースファン付けて排気したほうがいいのかなあと思いましたが、夏になって問題あったら検討ということで。なおSSDの温度は30度程度で全く問題がなく、ヒートシンクが効いているのかと。

そして消費電力ですが、アイドル時55W・フル稼働時(CPB OFF)130Wぐらいです。
旧PCはアイドル45W・フル(ターボブースト ON)160Wでした。
ちなみにCPBオンだとアイドル時でも55~75Wをウロウロする感じなのでやはりオフが個人的にいいなあと。

最後にベンチマークをとってみました。6年前のPCと比較しても仕方ないですが、まあお約束ということで…。

「CrystalDiskMark」のビフォー・アフター。当然アフターの方が右側で、速度もスペック通りでした。
体感速度もランダムアクセスが生じるところはかなり高速になりました。
FFベンチ。ビデオカードが一緒なのでスコアはあまり変わってませんが、ローディング時間は計18秒から10秒へと大幅短縮です。
今回のMVP(Most Valuable Parts)はSSD?

6年ぶりの自作PCはおおむね成功となりましたがビデオカードは買い換えようかなあ…と。
オンラインゲームからは離れて久しいですが「Steam」でゲームをし始めましたし。
次回へ続く?


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