白熱電球はすでにLEDタイプに代替が進んで安く買えるようになりましたが、蛍光灯タイプのLEDはそれほど普及していません。
数年ぐらい前に「蛍光灯型LEDで火災が発生した」というニュースをテレビでよく見かけていて、家電量販店の店員のインタビューも含めて「素人は取り付けたらダメ」って結論づけられていました。その印象もあってか蛍光灯タイプのLEDは一般的でないイメージがあります。
ただウチで唯一の蛍光灯を使用している流し台の蛍光灯が最近になって寿命でちらつき始めましたし、グローランプ(点灯管)も寿命なのか点灯が遅いです。
今更蛍光灯とグローランプを交換するのもなあ…と思って、物は試しと蛍光灯型LEDを購入しました。
通販で注文したのですが、賞状やカレンダーのような筒状の梱包で届きました。
15W型のタイプで1080円でした。昔はもっと高かった気が。
取り付け方はいたって簡単で、グローランプ(点灯管)を外してから蛍光灯を取り換えるだけです。なお、グローランプを外さないと故障しますので注意です。
あと、ラピットスタート方式やインバーター方式の機器には絶対に接続してはいけません。
流し台のライトにラピットスタートのモノはあまり聞いたことないですが、インバーターのものはまれに存在します。…ということで、どの方式のランプか分からない方はLED蛍光灯に変えない方が無難です。
ここが「蛍光灯型LEDは一般的でない」理由です。
LEDランプが壊れるだけならまだしも、電灯本体の部品(安定器など)が故障したり火を噴いたりしてもおかしくありませんので…。
交換については前述通りそのままですが、時系列で紹介します。

グローランプを外す点だけ注意すれば1分で完了するとおもいます。
そしてちゃんと点くかなと紐を引っ張って電源オンすると、一瞬で点灯しました。やはりLEDはいいなあと思える瞬間です。
交換ビフォーアフターの比較動画を撮ってみましたので、ご参考にしてみてください。
※少々音が出ますので注意してください
動画ではLEDもじんわり点灯しているように見えますが、カメラの問題のためで、実際は瞬間的に明るくなります。色味も広がりも蛍光灯から変えても違和感がなく自然でした。一昔前のLED電球は刺激的な色味と直線的な光が多かったので進歩しているなあと。
感覚だけの感想もアレなので、蛍光灯とLEDとで照度を計測してみました。
消費電力は前述のとおり15W→7Wと約半分減少して経済的……と言いたいところですが、電灯本体の安定器はそのままのため少々ロスがあると思われるのであまり省電力にはならないかなと。まあ、稼働率が低い電灯なのであまり気にはならないですし、炊事作業の場なので明るくなることのメリットが大きいです。
あとは、例のごとく寿命がどのくらいになるのかという点ですが、何かあれば追記しようかと思います。…って前のLEDネタも同じこと書いた気が(そっちはまだ無事)。
LEDってモノによってはすぐ点かなくなることがあるので油断できないものです。
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