今年の初めにパソコンを組み立てたのですが、グラフィックボードは2016年に買った「GeForce GTX 1050」をそのまま引き継いで使っていました。
もともとそれほど重いゲームもプレイせずパフォーマンスも不満ではなかったのでそれで十分でしたが、最近になってSteamでゲームを購入&プレイするようになってからはやや不満も出てきました。
PS4はグラフィック的にヘビーなタイトル、Switchは任天堂固有のタイトル、PCはコンソール移植されてなかったり、されていてもアップデートが貧弱or無かったり、マウスやキーボードのほうがプレイしやすいゲームやライトなタイトルと良い感じで棲み分けができていましたが、Steamでは頻繁にキャンペーンをやっていて、数千円のものが数百円で買えることも珍しくはないです(PS4やSwitchでも同様のセールはありますが、タイトルの数が違います)。
で、この前にSteamで「Yakuza Kiwami 2(龍が如く極2)」がセガ60周年記念で1644円(50%OFF)で売られていて、前々からプレイしたいと思っていたのでちょうど良いと思ったものの、推奨環境が「GeForce GTX 1070」と記載があったのでGTX 1050だと動作が厳しいだろうなと思って結局諦めました。プレイ欲は止まらなかったので結局PS4版を定価で買いましたが(汗)
それとは別に、手持ちのタイトルもライトなものが中心とはいえ、GTX1050では荷が重いのも事実なので結局新しいグラフィックボードを購入しました。
モノはタイトルの通り「GeForce GTX 1660 Super」のグラフィックボードです。

メーカーは前回に続いてZOTACです。別にZOTACにこだわっているわけではなく単に一番安かったので…。お値段は24,000円でした。去年の今頃は3万円オーバーだったような。
最初はRTX2060を買おうかなと思ったのですが、オーバースペックですし4万円もするので価格重視でチョイスしました。Mini-ITXで排熱がイマイチなPCケースですし、電源(450W)への負担も高いでしょうし。
そのMini-ITXということでボードのサイズも配慮する必要がありますが、デュアルファンの割にはコンパクトです。今まで使っていたコンパクトをウリにしていたZOTACのボードとそれほど大差はありません。
実運用の前に耐久テストを兼ねてベンチマークを取りました。ボードのみならずシステム全体の熱や消費電力も気になりますので。
ベンチマークは定番のFF14のものを使っています。
ベンチマークソフトは他にも多々ありますが、自分のプレイしているタイトルに近いテストのほうが良いので。

グラフの青線は元のGTX1050の性能値なので明らかに向上しています。
結果は数値上ではGTX1050比でほぼ2倍の性能でした。フレームレートも平均48.6→99.9fps、最低値14→41fpsと優秀です。欲を言えば最低値も60fps欲しいところでしたが見た感じほぼ滑らかだったので許容範囲かなと。
気になる発熱ですが、1050の時と変わらず特に問題はありませんでした。
ファンの音も静かでアイドル時はほぼ無音です。ファンが2つある分騒音が大きいと思いきや、ファン1つで放熱を任されるシングルファンよりも余裕がある分静かなのかなと。ヒートシンクもヒートパイプがあったりフィンが細かくなってよさげですし。
最後に消費電力ですが、補助電源が必要なぐらいなので当然アップしました。
アイドル時はシステム全体(以下同様)で42W→47Wとそれほど増えていませんが、前述のFFベンチ稼働時の最大値で124W→195Wと70Wアップしています。

ベンチマークでは優秀でも、実際のプレイで体感できないことが多々ですが、さすがにベンチマークで2倍の差があるので体感でも大きく変わりました。これでヘビーそうなソフトが安売りしていても躊躇なく手が伸ばせそうです。

そんな感じでコスパは良いグラフィックボードだなと思いました。また4年は使えるかなと。
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