自宅にあるシュレッダーの調子が悪くなりました。
そのシュレッダーの購入時期は失念しましたがおそらく10年ぐらい前にホームセンターで4000円ぐらいで購入したものと思いますが、具体的には紙を入れるとオン、終わるとオフになる自動運転モードなのに常に回転している状態で中のタクトスイッチが壊れたのかなと。
手動で電源をオフにすれば良いだけですが、刃のキレも悪くなった上に目詰まりが酷く取れないのでそろそろ買い替えようと思いました。10年も使えば十分だろうと。
ちなみに分解したとき内部に裁断ゴミがかなり溜まっている状態で、巨大なヒートシンクのある駆動モーターに多く付着していたので危険な状態でした。配線も100V直結なのでショートしたらまずそうですし、使用中止して正解のようです。
買い替えですが、また同じくホームセンターで安いのを買おうかなと思いましたが、かなり音がうるさかったのでやっぱり安物はダメなのかなと静音タイプを選ぶことにしました。
前々回のシュレッダーレポ(2005年。裁断音MP3付き)のもそうですが、安物モデルはシュレッディング(※)時はもちろんですが空転時の音もかなり大きく、夜間はもちろん日中でも音がうるさすぎて使用するのが憚られます。
※「シュレッダーを掛ける」という今勝手に作った単語です。すみません。
参考として先々代2005年版シュレッダーの動作音を下記に載せました。(音がかなり大きいので再生時注意)
当時しょぼいマイクで録ったものなので実際より音が軽めですが、先代も同様の傾向で空転時もかなり音がします。おそらく安い価格帯のモノは15年以上経っても変わらず似たような傾向かと思いましたので、やはり静音モデルをチョイスしたいところです。
ただ、静音タイプは比較的高価ですし、そもそも「静音」っていってもどのぐらいのレベルなのか分からなくて「”静音”って謳ってるのにうるさくて買って損した」ってなりかねないギャンブルですが、思い切って購入しました。
モノはアイリスオーヤマの「超静音」を謳っているシュレッダー(P4HMS)です。

超静音と付けるほどなのでよっぽど自信があるのだろうなあと。「45db」と具体的な数字も出ていますが、これは空転時の音なので実際のシュレッディング時は不明です。
…という事でA4の紙1枚をシュレッディングした動画を撮りました。(音が出ますので注意してください)
さすがにシュレッディング時は音が大きめですが安物より静かですし、空転時の音は比較にならないほど控えめです。先述の2005年版シュレッダーのMP3と聞き比べれば一”聴”瞭然ですが、これだけでも買ってよかったと思いました。
あと、もう一つのウリが「マイクロクロスカット」で、裁断した書類の文字を読みづらくするためのクロスカットは安物シュレッダーでもスタンダードな機能ではありますが、その安物シュレッダーだと裁断幅が大きく読もうと思えば読める感じで、一片に電話番号がそのまま載っているというのも珍しくはありませんが、「マイクロクロスカット」だと、さらに細かくなって情報漏洩リスクが軽減されますし、細かくなった分、裁断ゴミも嵩張りにくくゴミ捨て頻度も少ないというメリットもあります。
結構いい感じだなと思いましたが、欠点としてはCD(およびDVD、Blu-rayなどのディスクメディア)の裁断は従来通りの荒いストレートカット(5分割)で、データの復元が難しくともレーベル面の文字や柄は普通に認識できますし、クレジットカードを入れてもPINや名義がバレバレなのでセキュリティ対策にはまずならないかと。ここもマイクロクロスカットなら良いのですが刃の耐久性を考えると難しいのだろうなあと。
あと、連続裁断時間は10分で、それを超えると安全装置が働いて約1時間のクールダウンが必要となり、あまり纏まった書類をシュレッディングするのには向いていません。購入した日は目新しさと相まって纏めて処理しがちですが、静音になった分マメに少しずつ処理したほうが良いと思います。
初期投資は高額ですが、長年使うことを考えたら元は取れるかなと。歯が鈍らないように真面目にメンテナンスしようと思いましたが、この辺についてはまた別の機会にでも。
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