10万円台ゲーミングノートの性能。

スポンサーリンク

Steamでゲームをプレイするようになってからというもの、ゲーム機はNintendoSwitchで任天堂製のゲームをプレイ(最近だと遅まきながらゼルダの伝説BotWやMOTHER2をプレイ)する以外ほぼ使わなくなりPS4を売却したりするぐらいになりましたが、その波動がSwitch派の連れの者にも伝わったそうでSteamデビューとなりました。主にライトなローグ系を一緒にオンラインプレイ(ローカルプレイできないタイトル)したり楽しんでます。

6年前のゲーミングノート(Corei7+GeForceGTX950M)を引っ張り出してプレイしていましたが、軽いゲームでも冷却ファンがうるさいうえに、それでも熱暴走で強制シャットダウンする有様だったので、スチーマー祝いを兼ねて新しいゲーミングノートに買い替えることにしました。

なお、熱暴走PCはもともと設計不良で、独自に冷却対策を行ってマシになりましたが、夏場だとそれでも焼け石に水で、その後も通気口を増やしても解決しませんでした。それに懲りたのでPCショップブランドのゲーミングノートは避けることにしました。熱暴走PCを購入したU社以外にしてもどうせベアボーンなので似たり寄ったりの設計でしょうし。

…ということでメーカー製のPCを選びましたが、熟考の結果ASUSのノートPCで、Ryzen7とRTX3050 Ti搭載のモデルにしました。お値段は119,800円でした。ASUSのノートを買うのはEeePC以来10年ちょいぶりです。

ASUSのマザーボードでもお馴染みのTUFブランドのノートPC、「TUF Gaming A15 FA506IE」。ゲーミングPCとしてはミドルスペックなのでお手頃価格でした。

スペックとして、CPUはRyzen 7 4800Hでメインメモリは16GB(DDR4-3200)、ゲーミングで重要なグラフィックはRTX3050Ti(ビデオメモリ4GB)なので、ノートPCとしてはなかなか良いスペックだと思います。ゲーミングでもヘビーなタイトルでなければ十分かと。モニタの解像度もフルHD止まりですし。ただ144Hzなのでフルに生かす場合はライトなタイトルに限りますが。

キーボードはゲーミングらしく光る上にWASDのキーが色分けされています(交換不可)。
キーボードの発色は自由に変更できますし、もちろんオフにすることも可能ですのでゲームをプレイしない方でも快適なデスクノートとして使うことも可能です。本体は薄いですが重量は2.3kgと重いうえにACアダプタが巨大(最近多いUSB Type-C電源ではない昔ながらの専用タイプ)なので持ち運びは不向きです。

ACアダプタはこんな感じで巨大です。最大出力180Wなので仕方ないかなと。

肝心のパフォーマンスですが、こちらはベンチマークを取りました。
比較対象はわたしが普段使っている2年前のデスクトップPCで、スペックはほぼ近い…というか負けているんじゃないかなと性能が気になったのでちょうど良いです。

FA506IE(ゲーミングノート)2年前の自作PC
CPUAMD RYZEN7 4800H
(2.9GHz 8Core 16Thread)
AMD RYZEN5 3600
(3.6GHz 6Core 12Thread)
メモリ16GB(DDR4-3200)16GB(DDR4-3200)
グラフィックNVIDIA GeForce RTX 3050Ti
(ビデオメモリ4GB)
NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER
(ビデオメモリ6GB)
ストレージSAMSUNG製 SSD 512GB
(PCI Express 3.0 x4)
HP SSD EX920 1TB
(PCI Express 3.0 x4)
OSWindows11 HomeWindows11 Home

ゲーム用途なのでパフォーマンスの目安が付きやすいFF14のベンチマークプログラムを使用しました。解像度はフルHD、画質は最高品質に設定しました。

まずはノートPCの方を稼働させましたが、平均フレームレートは88でそこそこのスペックだけあって滑らかに動きます。

ゲーミングノートの結果。スコアは12470で、判定はもちろん「とても快適」です。※内蔵グラフィックの結果が表示されていますが、GeForce側で問題なく稼働していました。

ただ、ファンが序盤から回転しており、フル回転の音はかなり大きいです。TUFノートは通気が工夫されているのをウリにしているので耐久性・安定性は問題ないと思いますが、パフォーマンスではなく騒音の面では「とても快適」と言えないかもしれません。

GPUはフル稼働状態で温度が83度まで達しています。ファンがフル回転でもこのぐらいの温度なのでRTX3050Tiの性能をフルに生かせずサーマルスロットリングが起きているかもしれません。

で、対するわたしのデスクトップPCの結果ですが、14218の約1800ポイント差で勝利です。
平均フレームレートは100でした。デスクトップPCのため熱設計に余裕があり騒音もあまり気にならないレベルです。

GTX1660SUPERだったのでRTX3050か3060にしたいなと思っていましたが、まだ何とかなるかなと思いました。

ただ、滑らかさはノートPCの方が勝っていました。デスクトップPCでは60Hzのモニタを使っているので、144Hzのノートの方が性能を生かしている感じです。おそらく遅延も少ないモノを使っているでしょうし。

少し気になったのがローディング時間で、デスクトップでは11秒ですが、ノートでは17秒で結構な差がありました。そこでSSDの性能もCrystalDiskMarkで採取しました。

CrystalDiskMarkの結果。Readはともかく、Writeが結構遅いのが気になります。

シーケンシャルリード(Q8T1)こそ3033MB/sですが、それ以外が最近のNVMeのSSDとしては物足りないパフォーマンスに見えます。何回かテストしましたが変わらずでした。FF14Bench後に取ったので熱の問題も考えられますがそれでも遅いなあ…と。

中を開けてないので実物は見ていませんが、タスクマネージャで確認するとサムスン製のSSDのようです(型番はMZVLQ512HBLU-00BTW)。サムスンのSSDってPROとかEVOとかで高速なイメージがあるのですが、組み込み向けにスペックが抑えられたのを使っているのかなと思いましたが、シーケンシャルライトはカタログスペックで1800MB/sぐらい出るらしいのにその半分ぐらいですし…。謎です。

対するデスクトップのSSDですが、2年前とほぼ変わらず良好なパフォーマンスを維持していました。
パフォーマンスを売りにしているSSDではなく、むしろセール常連の安物でした。
ライト性能が明らかに違いますが、こちらはゲーム用途ではあまり意識しなくても良いかなと。ただ、ランダムリード性能も結構差が出ているのでこれがFF14Benchの差に表れているのかなと思います。

気になる場合はSSDを交換すると良いかもしれません。最近のAAAタイトルだと50GB以上を平気で要求してきますし、インディーズ系のタイトルでも10GBクラスのものが多いので512GBでもすぐいっぱいになりそうですし。

デスクトップPCのHPブランドのSSD(1TB)の結果。最近のPCIe4.0のSSDよりかは性能に劣りますが、普段使いでもゲームでも特に不満は感じません。

少しSSDの遅さが気になりますがそれ以外は良好ですし、最近の半導体不足や円安で価格高騰の中11万円台でこのぐらいのスペックのノートPCが手に入るのはお買い得かなと思いました。(メインPCのグラフィックボードを変えたいと思いましたが今やRTX3050でも高いので…。)

冷却ファンの音の騒音も、フレームレートを60fpsに制限すれば静かになりますので、FPS(フレームレートではなくシューティングゲームの方)での攻略上どうしてもフレームレートが必要でない限りは問題ないと思います。
少なくとも連れの者が現在プレイしている「The Sims4」では60fpsで十分ですし、最高画質にしてもファンは静かです。他にプレイしているタイトルも2Dですし、そもそも3D酔いするタイプのようなのでちょうど良いスペックのPCを選べてよかったと思いました。

コメント