水冷キットを試す(セットアップ編)

先日、自分のパソコンを水冷にしてみました。CPUファンがうるさいので、水冷にしたら静かになるだろうと目論んでいました。知らない人に解説すると、パソコンのCPUは通常ファンで空気を送り込んで冷やすシステムなのですが、水冷は、水で冷やします。丁度、車と同じような原理で、タンクに入れられた水がポンプでパイプを水枕(水冷用のCPUに付けるヒートシンク)に送り、CPUの熱を奪い、温められた水はラジエータで冷やされ、その繰り返しです。
パソコンは電子部品の塊なので水を使う以上リスクはありますが、冷却効率はシステムにもよりますが、空冷より遙かに上の場合が殆どです。一昔前は上級者というか、濃い自作PC好きぐらいしかやりませんでしたが、最近では水冷キットも安価になり、組み立ても簡単なものも出回り、敷居は低くなったと思います。
WC-301C。自由度も高く付属品も充実して、日本語マニュアル付き。コストパフォーマンスはかなり高いです。さて、わたしがチョイスしたのはWC-301Cという水冷キットです。これは、タンクとラジエータなどが一体化され、セットアップが容易になっているだけではなく、外付けもでき、小型PCを組んでいる方でも導入できます。スピーカーのような形ですね。値段も8,000円前後と、他の水冷キットと比べてもかなり手頃です。
わたしの使っているPCはMicroATXですが、大きさはATXに近いケースなので、計測すると内蔵もできるのですが、外付けもできる安心感と今後は小さいPCを作る予定なので長く使えます。又、CPUを固定する金具も、わたしの使っているAthlonXPの他にAthlon64、PentiumIII、4にも対応していますので、AMD派もIntel派も安心です。他の水冷キットはCPU毎に金具が別売りもしくは扱っていないことが多いので、ここも大きいポイントでしょうか(ただしLGA775の場合は別売りの金具が必要)。また、オプションも、HDD用の水枕がありまして、さらに後日GPU(VGAの描画チップ)の水枕も発売予定で、拡張することもできます。
組み立ては流れを示すと、チューブを適度な大きさでカットし、ユニットに水を入れて電源に繋げてエア抜きを行ってから、水枕をCPUに取り付け、ユニットを背面ファンの位置に固定するといった感じです。こう書くと簡単そうですが、水を扱っている以上慎重に行わなければいけませんし、エア抜きを確実に行わなかったり、水が不足するとCPUを冷却できず破損します。
精製水。コンタクト使ってないのでお世話になったことはない。なお、水は水道水では長期間使用すると腐ったり、水垢が発生するので精製水を使用する必要があります。ミネラルウォータでもダメです。精製水とは不純物が全く入っていない水のことで、蒸留水や純水とも言います。何処で手にはいるのかよく分からないと思われますが、普通に薬局やドラッグストアで棚に並んでいます。主にコンタクトレンズの洗浄用として売られていることが多いので、店が広い場合は目薬とかおいているコーナーを探したら楽かもしれません。値段も高いものではなく、500mlで100円でした。ちなみに余談ですが、職場で精製水の非常用長期保存水を飲んだことがありますが、ミネラル分がない為かなりマズイです。しかし常温未開封で4年持つので、さすが精製水だなと思います。それほど腐らないのですね。
水も手に入ったところで、組み立てに入ります。チューブの切断ですが、十分すぎる程長いのでカットする必要があります。カッターで切り口が平らになるように丁寧にカットします。平らでないと水が漏れる場合があるので慎重に行う必要があります。カットした後は金具類をしっかりと固定します。
次に、ユニットのタンクに付属の不凍液と精製水を入れます。不凍液を入れた後の大きいスポイト状の入れ物で精製水を入れると、入れやすくて便利です。
そして水枕をCPUに取り付けてユニットを固定したいところですが、その前にエア抜きと初期不良のチェックを行います。組み立てた後「初期不良で水枕から水が漏れました」では泣くに泣けない。エア抜きを行った後、水を追加します。ちなみにこのユニットは水が不足すると甲高いビープ音が鳴りますが、音量が大きすぎてうるさいです。WINDOWSの起動中で鳴りまして、終了処理を行っている途中でもビープ音…組み立てた当日は平日の昼とはいえ、近所迷惑になったかもしれません。
内部。電源が入るとロゴがLEDで光る。緑はファン低速、オレンジは高速。スイッチで切り替える。これらを入念に行って問題がなかったので、空冷のヒートシンクから水枕に取り替え、ユニットを組み入れます。これらは自作をしていれば簡単ですが、Pentium4の場合はヒートシンクを固定する台座を取り外して付属の台座に変える必要があり、マザーボードをいったん外す必要がある為、かなり面倒な作業になります。わたしはAthlonXPなので、水枕にクリップを取り付けて固定するだけでした。今までの空冷ヒートシンクは冷えるのですがやや大振りで、水枕をつけたらスッキリしました。水冷のメリットは冷えたり静音だけでなく、筐体内のエアフローの確保やビデオカードなどその他のデバイスの排熱などの効率も上がると言えるでしょう。今まではCPUの温められた空気で冷やしていたわけですので。
で、早速試運転を行ったところ、全く問題なく動作いたしました。肝心の静音効果も若干ポンプの音がするものの、なかなかのものです。しかし、今度は電源ファンの音が耳につくように…完全静音の道はちょっと険しいです。あと、電源入れる時あのうるさいビープ音が一瞬鳴るのがイヤです。音量調節できないモンかなあ…。実は組み立てる前、ユニットを分解しましたが、固くて取り外しにくいのでちょっと改造するのは難しそう。
水冷の威力はどんなモノか、次に空冷と水冷の温度も比較しましたが、長くなりますので次回にしたいとおもいます。

ペルソナ復活。

Hitachi Persona HPW-30PAW.個人的に名機。昔、惚れ込んでいたPDAがあって、それは日立のペルソナというWindowsCEを積んだものでした。PDAのわりに立派なキーを持って、物書きにはぴったりのポテンシャルを持っていたのですが、如何せんCPUがかなり非力でWebするだけでも重く、ゲームとかいろいろなことをしたくて、Windowsノートを買って完全に引退してしまった。
そして、最近、某オンラインゲームの小説を書いているとき、今持っている2代目eMachinesのノートでは大きすぎて職場などや手が空いたときにサクサク書けないという悩みが。こういうときにPDAなのですが、最近のは手帳タイプのものが圧倒的に主流で、キーがあるものは極端に少なく、あってもとても小さくて打ちづらい。でもLinux搭載ザウルス欲しいなあと思ったときに、ペルソナの存在を思い出したのでした。実家で永眠していたところを、復活させました。
しかし…。

ひびが入って液が漏れている。
液晶が破損&漏れ

実は、引退直前に液晶にひびが入り、2年半の時を経て、液漏れで浸食が進んでいたのでした。
経緯は引き出しを引き出しすぎて、重量物が入った引き出しが落下。その下に運悪くペルソナがあった……。
全部割れているだろうと諦めていたら、端っこだけ割れただけだったのが不幸中の幸いか。
2年半前。

で、これは2年前に撮影。明らかに浸食が進んでいる。
その2年前ではエディタを開いても、メニューバーの「ファイル(F)」が被る程度で支障がなかったのが、エディタの文字が被って見えなくなるぐらいになっていました。ちなみにタップは効く。
(知らない人に解説すると、このWindowsCE、何をするにも全画面でアプリが動き(複数動かせるだけで、窓化できない)、マウスの代わりに液晶をつついて操作をする。)
ちなみにペルソナの中古価格は1万円前半。買い直そうかどうか迷い中。でもバッテリーも弱っているから長時間かけないし…。物書きはつらい。とりあえず、この状態でセットアップしてみますか。

6台目のキーボード

FILCO FKB107JEFILCOのFKB107JEを購入しました。今まで使っていたロジテックの無線キーボードのキートップが剥げだしてAのキーなどが完全に消えてしまったので(笑)この機会にいいキーボードを買おうと検討。東プレの「Realforce」が欲しかったのですが、売っていなくて、代わりに買ったのがこのキーボード。お値段6,800円なり。
実家に帰れば、今までいろいろ試したキーボードが4台ほどあるのですが、コンパクトさと、スペースバーの大きさ、そして、キートップのかな文字のキーが無いのですっきりして見えます。打鍵感はFILCOらしいカシャカシャしたメカニックキーといった感じです。個人的にはもっと大人しいノンクリックのメカニックキーが好きなのですが、叩いていて気持ちいいです。
モノはなかなかいいのですが…。慣れるまでかなりきつそうです。コンパクトな分、ミスタイプ連発でDeleteを押そうとしたらInsertキーを押してしまったり、方向キーを押そうと思ったら違うキーを押してしまったり…。とくにオンラインゲームをしているので方向キーの問題は結構致命的です。殆ど下を見てキーを叩いていたり。ただ、ブラインドタッチはできず、自己流タイプですが、それでもあまり見ずにすんでいたのが。
うーん、やはりRealforceが気になる…。7台目に突入か。できればこのキーボードで慣れたいところなのですが。沢山ネタ作ってblog書いて慣れるしかありませんね。