なんとなく行ってみたいなと思ってニンテンドーミュージアムのチケット購入の抽選に応募したところ当選したので、年末来訪することになりました。ただ、それだけの旅だと寂しいのでジブリパークも組み込むことに。こちらもチケットは先着順ですが入手に成功しました。
しかしジブリパークはスタジオジブリ作品に精通していないと楽しめないだろう…と思いましたが、実際何度も見て鮮明に覚えている作品は「天空の城ラピュタ」と「となりのトトロ」と「魔女の宅急便」ぐらいです。「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」も観ましたが記憶があやふやだったり。
その程度ではジブリパークに行く資格は無い…というのは極論ですが、少しでもパークを堪能するため観ていないものはもちろん、記憶あやふやなものもこの機会に一気に見てみようとネット配信サイトを確認しましたが…全くありません。
スタジオジブリを子会社化した日本テレビもHuluで配信していませんし、DVD/Blu-ray媒体で販売しているディズニーもDisney+で配信しておらず。日本とアメリカ以外ではAmazonプライムなど各社のプラットフォームで配信されているようなので版元の都合で国内は配信をしていないのかと(2025年12月現在)。
そうなると選択肢がDVDかBlu-ray版を購入するかレンタルするかになります。ジブリ作品を見るために媒体必須というジブリ難民の一人になりました。ジブリ作品って子供から大人まで万人向けのイメージですが実際の作品に触れるのがハードル高い気が。金曜ロードショーで放送されたらとりあえず見るって人も多いのかもしれませんが。
レンタル店もめっきり減ったこのご時世にかなり久々に大量にレンタルしましたが、プレイヤーは15年前に買ったパソコン用の外付けDVDドライブと付属ソフトで、無料版なのか公式にはWindows7までの対応なのでソフトが古いのか分かりませんが動作がやや怪しいものの一応見ることはできました。
ただやっぱりリビングのテレビで寝転がりながら見たいなということで、中古のプレイヤーを求めてリサイクルショップに足を運びました。とりあえず映ればいいので。
複数あってよく目立っていたのが、某テレビ通販でお馴染みだったモニター付きでーぶいでープレイヤー新品同様で4000円程度でした。やすぅい♪。…きっと衝動買いで碌に使わずリサイクルショップに売ったブツなんだろうなと。
ただ、欲を言えばブルーレイが良いかなと思いましたが、意外にブルーレイプレイヤーはモノが少ないです。レコーダー所有だったりPS3~PS5(ドライブ付き)ユーザだとそれがプレイヤー代わりになりますし、ネット配信も普及していますしわざわざ再生専用デッキを持っている人も少ないのだろうなと。
が、何軒かハシゴして2500円のBlu-rayプレイヤーを見つけました…が、リモコン無し。前面パネルに再生ボタンは有るので最低限の操作はできそうですが、なんだかなあ…ということで、さらにハシゴしてハードオフで同じモノが800円の激安で売られていたのでとりあえず再生できればいいやと即購入。値段が値段だけに前述の店の個体とは異なり外装が傷だらけで「再生できました」とPOPに書かれているとはいえ保証無しというギャンブルでしたが、特に分解清掃せずともそのままの状態で無事DVDとBlu-rayの再生を確認。ギャンブルに勝った歓び。
ちなみにプレイヤーはレボリューションと言う謎のメーカー(ブランド?)でした。一応ポータブルやら据え置きやらあらゆるプレイヤーを取り扱っていたみたいですが、倒産した模様。
いわゆる「オーポン」とかは無く動作はまともで良い買い物をしました。…が、リモコンが欲しくなりました。前面のボタンで再生と停止とディスクの取り出ししか操作できず、字幕や戻し操作もしたくなったので。
ちなみにこのプレイヤー購入と同時にハードオフで300円で使えそうな学習リモコンを買いましたがどのメーカーのコードも合わず、結局ネットでジャンク品を買いました。お値段は1600円なのでリモコンだけでプレイヤーの2倍の値段ですが、もともとのリモコン無しの2500円よりマシと思えばお得ではあります。
そういうことで快適なジブリ作品鑑賞環境が整い色々作品を見ましたが、おそらくしばらく稼働しないだろうなあと。ジブリに限らず古い作品あさりでもしようかなと。
最後に鑑賞したジブリ作品の寸評を。あくまで個人評価なので異論は認めます。
(今回レンタルした順にソート)
紅の豚(★★★★★)
今回初めて見ましたがかなり良かったです。子供の時だとこのカッコよさや雰囲気の良さがわからなかったと思う。借りぐらしのアリエッティ(★★★☆☆)
劇場公開していた時に札幌で連れの者と一緒に見たのですが、その時微妙に感じたので見返したらやはり微妙でした。でも絵の雰囲気は好きですので点は甘めに。猫の恩返し/ギブリーズ episode2(★★★☆☆)
「耳をすませば」を見ていなくても普通に見れました。尺は短いですが良かったです。ただ抱き合わせのギブリーズが内輪ネタ満載でイマイチなので減点。もののけ姫(★★★★★)
20年前に「金ロー」で1回見たきりだったので見返し。こんなストーリーだったんだなとすっかり忘れていた。絵もストーリーも良く考察しがいがあってさすが名作。耳をすませば(★★☆☆☆)
絵や雰囲気(特に地球屋のからくり時計)は良いですが、ストーリーが個人的に苦手。前述の「猫の恩返し」要素はこの場面だったのか…と納得。ハウルの動く城(★★★★★)
ジブリらしいファンタジーの描き方に大満足。ストーリーが分かりにくいとか演技が不評とのことですが、個人的には全く問題なし。パークもこれ推しなので期待。思い出のマーニー(★★★★★)
世間では不評ですが、ジブリらしい絵とほのかに香るファンタジーが個人的に好きです。前述のアリエッティと(非ジブリですが)「メアリと魔女の花」も好きなので米林監督作品が好みなんだろうか。パンダコパンダ(★★★☆☆)
連れの者のリクエスト。宮崎さんと高畑さんが制作に携わったというだけで正確にはジブリ作品ではないですが、パンダブームも垣間見える古き良きアニメ。風の谷のナウシカ(★★★★☆)
過去2回ぐらい見ましたが、記憶があやふやだったので…。世界観が広大すぎるので映画1本では無理がある分若干粗がある気はしますが(原作本持ってた)、ジブリらしいライトファンタジーでやっぱりこの頃が良かったなあ…と。おもひでぽろぽろ(★☆☆☆☆)
すみません、耳すま以上にストーリーが全然受け付けませんでした。女性で劇中の近い世代の方なら共感できると思いますが。ギバちゃんが演じたキャラクタはカッコ良かったぐらい。千と千尋の神隠し(★★★★★)
ジブリ最大のヒット作ですが観るのは今回初でした。これもジブリらしいライトファンタジーと絵作り、個性的なキャラクタ達でかなり良いのですが、そもそもの物語の始まりが雑すぎるような…。平成狸合戦ぽんぽこ(★★★★☆)
子供の時見た好きな作品で、その頃を思い出しました。実写のシーンって後にも先にもこれだけらしいですね。君たちはどう生きるか(★★★★☆)
世間的には大不評な中当時映画館に行きましたが個人的には好きでしたのでもう1回見ました。とあるアーティストの方の演技がダメな部分を除いて良好でした。
こう一覧で書くと短期間で結構見たなあ…と。まだ見ていないものもあるのでパークに行くまでは何本か見ようかなと。