今年(2025年)の8月の下旬に大阪万博に行ってきました。
大阪出身なので開幕前から気にはなっていたものの、今は関東在住なので気軽にはいけないのと、地元の古い友人も特に行く気はない模様で、当時の世間も熱量に欠けた感じが目立っていて「まあ機会があれば」ということで、その機会ができたのは前述の8月の下旬。会社で大阪出張があったのでその翌日の土曜についでに行こうかなといった感じで。当初の微妙な空気はどこへやらでパビリオンはもちろん入場すら事前予約が難しいほどに変貌しました。結局ゆったり回れたのはゴールデンウィークまででした。
当日の準備は1か月前から準備していて、地下鉄は混むと思ったのでKANSAI MaaSという使いにくいアプリでシャトルバスを往復予約したり、バスは地下鉄とは別の東ゲートとは反対の比較的空いている西ゲートの午前中の予約を確保。
ここまで順調だったのでパビリオンも余裕かなと思ったら結局すべて外れたので、とりあえず一番気になってた大屋根リング一周さえできれば空気を感じるだけでもいいと思って当日を迎えました。
大阪駅の専用のバス停からのシャトルバスは路線バスと同じタイプで２台でほぼ満員の状態でした。万博会場まで40分って、大阪駅の交通量の多さと信号待ちで既に10分なのに本当に大丈夫なのかと思ったら、何やら工事中っぽい道路を爆走。あとで調べてみると阪神高速の建設中の道を特別に走行しているとのこと。ほぼスムーズで予定通り到着しましたが、ゲートはすごい人でした。ただ予約していたこともあり行列もすぐに捌けて10分弱でゲートの中へ。
一番の目標だった大屋根リングですが、想像以上に大きかったです。
ただ実際に歩くと遊歩道みたいな散歩感覚で混まず、当日は気温37度でしたが、地上より風通りも良くて比較的快適でした。
ただあくまで「屋根の上」なので、自販機や給水機はなかったので水が欲しいと思い途中離脱を我慢しつつ一周。結果、大体2.1kmで25分弱で一周できました。
その後は特に決めていなかったのですが、予約なしでも入れた日本の伝統工芸やらIPS細胞、話題になっていた「人間洗濯機」のデモを見ました。人間洗濯機って楽だろうなと思ったら終了まで15分掛かるらしくて普通に風呂入るのとそれほど変わらないなと、シャワー浴びる感覚で数分で終わるのを期待していましたが…。それはさらに未来なのかなと。
あとはおすすめされた「コモンズ」という、各国が集まった小ブースタイプのパビリオンをゆるりと。短時間で世界を見ている感覚に慣れて効率は良かったです。
今回は滞在時間も限られていた(4時間)ので専用のパビリオンは回りませんでしたが、また回れたらいいな…と思ったら、9月以降からさらに混雑が激しくなり入場券が買えないほどになって10月13日閉幕となりました。近場に住んでいたら年パスで行きたかったなあと。
そして昼食を摂ろうと、ちょうど近くにインドカレー屋が。チーズナンを注文してインドビールも良いなと思って合わせて注文したら、トレイに乗っていた瓶ビールを倒してしまい、すみませんと謝るわたし。そのまま片付けようとしたら、苦笑いしながら新しいビールを取り出して栓を抜いて「どうぞ、こぼしたのもそのままでいいよ」と温かいお言葉…。申し訳ないと同時に感謝ですが、ビール1本と2/3ぐらいでアルコールに弱い自分にはきつい量でした。あまりに申し訳ないのでカレーも頼めばよかったなと。
気温37度で人が多く湿度も高くアルコールでふらふらになりつつも、コモンズすべて回って、お土産(もちもちなミャクミャク様人形など)も買って大阪万博は駆け足ながらも楽しめました。ちなみに帰りは新大阪駅まで同じく阪神高速建設中ルートで。混むだろうなと思いましたが乗客はキャパの半分以下…。早いめの時間とはいえ、やはりネット予約というのがネックなのだろうか。
次、日本で開催される頃まで生きていたらいいなと。
